2012-01-01から1年間の記事一覧
写真を整理していたら、いろいろ出てきた。これらは2011年の新年帰省時のもの。雪の京都御苑。最下は、戦後の民藝運動の旗手、柳宗悦の朋友でありながらも最終的に喧嘩別れした河井寛次朗の記念館。『男はつらいよ』にも出てくる。
泣く子も黙る高級メゾン、ARTS&SCIENCEのプレゼントをいただきましたー。 大事にするよ!おおきに!関係ないけど、新宿西口の小田急百貨店ファサード、「アニエスb」のショウウィンドウが、なぜかケネス・アンガー。ハリウッドバビロン。アニエスは映画がら…
■ 相米慎二の記憶 1992年の気の狂いそうな夏の地獄。8月16日、これまた気の狂いそうな夏のイベントが京都であった。大文字。暑い夏の最中にわざわざ薪に火を燃やし、暑さを熱さによって倍化させる。お盆の儀式である五山の送り火、それを今風にいう「…
■ コンバット、ミリタリー、コンバット 1 ミリタリー ミリタリー、とは通常「軍事」のことを指す。例えばミリタリーファッションとは、軍事に関わる兵站や自衛隊の服装を、一様にカジュアライズし、「日頃から着用可能なもの」として、ある程度都市コード化…
■ RAINCOATS http://www.youtube.com/watch?v=sRSgMAVU6A4=nhOBm59P2DY スライ&ザ・ファミリーストン『ラニンアウェイ』のカヴァー。ちょっとピッチが早い。逃げろ逃げろ。軽め、明るめ、やわらかめ。 http://www.youtube.com/watch?v=nhOBm59P2DY 高校の時…
■ ローマを見てから死ね 僕がなぜ、あの日の待ち合わせを日本橋に指定したか、もう君にはわかっているはずだと思う。いい老舗の鰹節屋があるからだって?子供の頃から食卓に並んでいた山本山海苔の本店があるからだって?三越デパートの玄関に居座っている眠…
■ダベる 1 みんなホロ酔い ●おっさん「・・・そうなんだよねー、ほら、パフューム、全員脚長いしー、カラ(KARA)、そして少女時代、みーんな脚長いんだよねえー。もうっ!、すごいっすよネ、アレ・・なんでなんで??なんでそんなに長いの?って、これまた…
■ダブル・ファンタジー かりに状況なるものがあるとして、状況というやつに飽きてきた。どういう状況か、と問われても的確に説明できないだろう。映画館はたまに行くが、スクリーンよりも映写室が気になってしかたがない。また映画界とはつきあいがまったく…
■ サンマからの気づき 孤愁の味と言われるサンマではあるが、マリネにすると、そうではなくなる。むかし、その作り方を歳上の喫茶店主(思い出せば、あの、オオヤミノル氏だ!)に教わって以来、ほぼ毎年マリネを作っている。が、なかなか上達せず、美味しい…
■ もう、カシオレは飲まない。 ・・・カシオレって、カタカナで書かれると妙な感じがするな。最近、たまに寄る日本橋のアイリッシュ・パブのメニューには、ちゃんと、「カシスオレンジ」って書いてあるのにな。・・・彼女はクレープの生地をおおきなフライパ…
■ 別れ際にガチャポンを おっさん(・・・しっかし、なんで、オレ、呼び出されたんだろ。なにかね。はやく言ってくれないかね。あっ、きっと、あの年下の彼のことだな。別れた?子供ができた?結婚??まっさか〜。) おっさん「あっ、これ食べる?ちくわぶ…
■音楽ノート 7 DCPRG 『CATCH22』 その2 1 地球を宇宙の中心と見なすことと、わたしを世界の中心と見なすことは相似している。だが宇宙の側から見れば、地球は周縁であるかもしれず、ゆえに世界のなかのわたしも周縁的事実にしか過ぎない、ということがす…
■ じょんがら、高橋竹山 わずか5分ばかりだが、高橋竹山の話をした。その人は、車での放浪がてら東北にじょんがら(彼がいうにはじょんがらは日本のソウルミュージックだ)のライブを観にいったという。大衆食堂的な場所で、みんながダラダラと飲み食いして…
ありえない、なんて、ありえない。 この文章を読んでいる君が、 風呂上りだなんて、ありえない。 その風呂のお湯が、43度で沸かしたものだったなんて、ありえない。 君が、まさか、 セブンイレブンのおでんを夕食がわりにしていたなんて、ありえない。 そ…
■日本水準原点 神奈川県三浦半島の南西端。その場所には東京の、ひいては日本の海抜0メートルを計測しているポイント、油壺験湖場がある。そこでおこなわれている海抜の変動監視は、もともと第二次大戦中、陸軍の測量部を母体にもつ国土地理院が取り仕切っ…
■赤坂、ナイフで刺される/ブラッド・ドゥネーションの起源 アメリカ大使館は、赤坂見附の交差点から外堀通りを南下し、特許庁あたりを右手に曲がったところにある(港区赤坂1−10−5)。1964年3月24日、この大使館の裏手にあるロビー前で、精神分…
■ 俳優からの気づき 俳優のパートの撮影がすんだ。プロットづくりに関して、何回もメールをやりとりし、結果的には共同作業である。 映画であれ舞台であれ、俳優というトライブを観察していて思うのは、男性のほうが、「演じる時空間=撮影本番時」と「演じ…
■つながる、とか 昨日のつづき。ハンドクリームが450円でそれを450円支払って購入する人は、互いにつながっているといえるのだろうか。それはいえるだろう。おのおのをつなげているものはいくつかある。まず、手を潤したいという生理的な欲求。その次…
■つながる、とか トンカツを作る場合、まず最終的にトンカツの形状にしなければ、それはトンカツとはいえない。液状のもの、鉄のように硬いもの、紙のようにぺらぺらなものはトンカツとはいえない。 トン肉と、衣(パン粉)をつなぐために使うのはとじ卵であ…
■絵画からの気づき しばらく、絵やイラストを描きまくっていて、ここで気づいたことをいくつか。 おおげさなことではない。言葉で言う、書く、伝えることに飽きたというわけでもないし、それに限界を感じた、というわけでもない。むしろ、(暫定的に)何ら言…
ふと出くわし、ふと見上げた 近未来SFの鉄製の半勃起のペニスのように 誰もが口出しできず、又、指図もできない 触れることは禁じられている 半勃起のペニスのように上向きに反れた東京の一角の歩道橋が 天上に吸い取られる前にいかなる廃墟をも いかなる天…
(『腹を抱えて笑う女』Alan Huchison Blankbookにカリグラフィー用のペン) (『結婚した二人』Alan Huchison Blankbookにカリグラフィー用のペン) (『一匹の虫、三人の女』Alan Huchison Blankbookにカリグラフィー用のペン)
引き出物のショコラ。 プレゼントしたもの。その場で開けるか? 食べたもの。 コンドーさんと、トクサさんの結婚パーティ。北青山ジェルボーにて。 いい時間を過ごせた。おめでとうございます。
(『電子山』 ペイント・・ウィンドウズについているアプリケーションソフト) (『一人の女に挨拶しようかどうかを迷う一人の男』 Alan Hutchison blankbookに水性マーカー)
(『一人の女に挨拶をする一人の男』 Alan HutchisonのBlankbookに水性マーカー) (『一人の女を守り続ける五人の男』Alan HutchisonのBlankbookに水性マーカー) このフリースに寝そべりながら描く。ペンは無印良品の10本入りのもの。 ピンク色のは、携…
季節の変わり目は、何かと失調することが多く、 ジョギングをはじめたのが、6月の半ば 3日坊主でもぜんぜんかまわないと思ったら 2日でやめてしまった これではジョギングとはいえない もう秋だ そんなわけで きのうから再会したが、 2日つづいた 無音で…
わたしは画家をめざしたこともなければ、実際画家であったことは一秒たりともないが、絵を描くことは、それ自体はかなり贅沢なことであり、とても有意義だと考えている。 Scrribling2〜4は切り紙を貼り付けるというもので、色彩の部分と水墨の部分のパートに…
(『無題』 アクリル、墨汁 2009・5月) (『無題』 アクリル、墨汁 2009・5月)
無題 (maruman F6 S316-08 MPSD02 にケント紙、ラシャ紙、墨汁)
無題 (maruman F6 S316-08 MPSD02 にケント紙、墨汁) ■ ■