2019-01-01から1年間の記事一覧

アンナ・カリーナが死んだ

アンナ・カリーナが死んだ、ということをスマートフォンに頼みもしないのに届けられるニュースで知り、しばし途方に暮れていた。女優は女神に先行すべきである、とかあるいはその逆、女神こそ女優に先行すべきだ、とか、われながら答えのない、答えようのな…

新・映画ノート 18

■ 夜の訪問者テレンス・ヤング1970DVD イギリス映画かと思いこんでいたが仏伊合作。全編くすんだ色調でハイコントラストのコダック―アメリカ色をあらかじめ脱色してある。砂塵、土埃の自然な感じを出すならFUJIFILMの方がいいのかも。 チャールズ・ブロ…

日本美術は、なぜ旧石器時代を…

「エッジ」つうのは大昔からあって、それはひとまず日本ではおよそ3000年前の旧石器時代のブレード(今で言う包丁、ナイフ)に措定できるだろう。原料は黒曜石(オブシディアン)で主要産地は長野の和田峠だった。黒曜石は今で言う貨幣のように交換材、…

新・映画ノート17

以下はTwitterよりの転送。だいたい2019年6月あたりに記述。 ◼️◼️ イングランド・イズ・マイン マーク・ギル 2018 渋谷シネ・クイント ◼️イングランド イズ マイン 〜モリッシー、始まりの物語 @渋谷シネ・クイント ムーア殺人事件はマンチェスターで実際起…

2019夏 帰省日記6

8月15日 執筆現在、今は昔ではなく、今は今、すでに山手線で品川〜渋谷の道中、台風の影響は今のところありませぬ。 さきほどTweetしたが新幹線のトータルデザインとメタボリズム期のデザインは連続しているのではないか? 新陳代謝という意味ではない、表…

2019夏 帰省日記5

8月14日 現在15時09分。阪急桂駅を降りてガラガラの送迎バスに乗り、京都霊園へお墓参りに向かうところです。晴れたり降ったり、移りげな天気のなか、すでに台風の兆しが訪れています。そんでキーーンと二日酔い、三日酔いの頭痛。死にそうです。 巨…

2019夏 帰省日記4

おはようございます。全然関係ないですが、YMOでいちばん良く聞いたのは、このピート・ロリマーMIXでした。昼寝から目覚め、今はすでに16時回っていますが、暇なので執筆。 今朝のごはん。ゴーヤーの佃煮みたいなのが美味いす。食後しばらくして9時頃にデ…

2019夏 帰省日記3

8月12日とりあえずAM6起床。洗濯物を出し、顔を洗い歯を磨く。今日はお墓参りかな。 母父はまだ寝ていてなかなか朝食ができないので、すでに物置きと化している自部屋で安吾展のパンフに漫然と目を通す。顔写真は北村透谷。まー、まったく読んだことない…

2019夏 帰省日記2

8月11日 現在早朝で小田原発名古屋行きの新幹線始発待ち。1時間ほどしか寝てないので眠い… 移動中。こりぁまた早めに着いちゃうな。 今日は曇り空っぽい。 なんだか写真が天地逆に貼り付いたり、縦横が逆になったりして、使い勝手が悪い…。どこで判断し…

2019夏 帰省日記1

8月10日 お盆帰省の日記。道中わりとなにもすることがなく、読書にも集中できない性質になっているので、とりとめなく帰省日記を。いつも新幹線でビールとツマミで一杯やって寝ているだけでそれでもいいんだけど、今回は50歳記念アニバーサリー、サリー…

新・映画ノート 16

水谷豊はよく知らない人だけど、ドタマツルギーじゃない、ドラマツルギーをよく分かっている人だと思ったわん!80年代にスティーブン・パトリック・モリッシーが率いたthe smiths は、ワタクシが人生でもっとも聴いたバンドサウンドであります。ひ弱、女々し…

新・映画ノート 15

ジョナス・メカス ウォールデン 1969 シアター・ イメージ・フォーラム 子供たちは、今すぐメカスごっこをするべきだ。 純然たる機械眼、遊戯眼、逆説眼。 (以下はTwitterより転送) 表参道に移動、@イメージフォーラムで ジョナス・メカス の ウォールデ…

第4映画 #8

ハンセン病については、あまり知らなかった。もう20年前ほどだが、一度奈良のハンセン病病院の廃墟を見た(連れあいにそう告げられた)。中には入れなかったし、時間もなかったので、通りすぎだだけも同じだ。しかし、その一瞬に近い遭遇(出会い損ねとして…

第4映画 #7

https://youtu.be/llfnGEDX8tI

新・映画ノート 14

レディ・ガガのすっぴん顔見たい人は、充分に楽しめる!音楽的にどこがいいのか、さっぱりわからないけど、マイノリティの味方だということはよくわかった。(よくある意見? ) ブラッドリー・クーパー アリー スター誕生 アンコール 2019 @下高井戸シネマ …

新・映画ノート 13

新・映画ノート 13 ◼️ ペリー・ヘンゼル ハーダー・ゼイ・カム 1973 最初は 小嶋さちほディスク・ジョッキーのNHKFMの 軽音楽をあなたに のレゲエ特集かなんかをmaxellのUD2(カセットテープ)にレコード(録音)したもので聴いていた。そのなかでクリフの数…

第4映画 #6

新天皇即位のニュースの裏側では、南米北端の国、ベネズエラのカラカスで大統領打倒のクーデターが起こっていた。ベネズエラの惨状について知る者も多いと思うが、2018年の時点で、国民の一割、つまり10人に1人がコロンビアなどの近隣諸国へと移民として向か…

新・映画ノート 12

ゴダール イメージの本 2018 銀座シネ・スイッチ1 (あー床にスロープついてねえーー前のにいちゃんの頭がじゃま〜) となりのおっさんがグレープ風味の飴のにおいをプンプンさせて鑑賞の邪魔だった!そして予告18分は長すぎますわ。。。 ◼️ハードディスクに…

新・映画ノート 11

ジガ・ヴェルトフ集団 ジェーンへの手紙 1974 @渋谷ユーロスペース ◼️ジェーン・フォンダは高校の時に深夜テレビで見たバーバレラ(まあまあエロいSF映画…MTV視聴中かったるくなってザッピングしてたらちょうどエロいシーンが出てきたので覚えている)が最初…

新・映画ノート 10

ジガ・ヴェルトフ集団 イタリアにおける闘争 1969 @ユーロスペース渋谷 ↑主演のクリスチャーナ・トゥリオ・アルタン ◼️DVD で3回見たがスクリーン画面では初めて。以前から気づいていたことも含めて改めて確認しながら視聴した。1969年に撮られた長編の「東…

新・映画ノート9

ジガ・ヴェルトフ集団 ブリティッシュ・サウンズ 1969 @ユーロスペース ◼️以前YouTubeに小分けにアップロードしてあったものを本ブログのエントリーにリンクを貼っておいたがいつのまにか削除されていて、そののちヴェルトフ集団の日本版DVD が出るまで未見…

新・映画ノート 8

◼️地味なおっさんがほとんどでいかにも血管切れそうな若者が絶無なのが残念だが、 ユーロスペース@渋谷でゴダール&ゴラン(+数名)期(ジガ・ヴェルトフ集団)のPravda(プラウダ)1969。 ◼️20代の頃(ちなみにワタシ1969年生まれ)はもう見たくて見たくて…

新・映画ノート 7

■クリス・マルケルってSFの古典とも言われるラ・ジュテを見て、ぜんぜんつまらなかったし、あまり興味わかなかったけど、1982年にしては、わりあい新奇なスタンスで撮られた旅映画サン・ソレイユ はメカスっぽくもあり とべない沈黙(黒木和雄)っぽくもあった…

新・映画ノート 6

◼️ 凡作ではないけど、愚作でもない、、『私はマリア・カラス』は未来展望、未来志向的なアーカイヴ映画であるにせよ、後半は恋愛回顧に偏りすぎていて、どうか❓と思う 、やはり音楽に映像がくっつくと、音楽の純粋聴覚性は半減する、、だってマリア・カラス…

新・映画ノート 5

以下はTwitterより転送 2019年(だいたい)2月3月に観た映画 ■アラン・ロブ=グリエ 快楽の漸進的横滑り(1974) @下高井戸シネマ 5分に1回はおっぱいが出てくるおっぱい映画、、巨乳でも貧乳でも無乳でもない普通乳の標準的現れ、、楽しい映画でした、15回ほど…

"マリン・スノー-石油の起源-" を YouTube で見る

マリン・スノー-石油の起源- - YouTube

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