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さいきん、というかだいぶ前から思っていることですが芸術作品について記述する場合、個人的感想、プロと言われる評論家の評論、批評家もふくめてですが、記述の対象はまず作品である、とそれは当然のことですが、そこで無効にされているものがあります。作品制作の技術に係ることで、どうやって作られたかという問いです。どういった道具を作ったか、ソフトは何を使ったか、絵具や絵筆や練習用ギターはどのメーカーのものを使ったか。などなどです。
映画制作に関して言っても作り方を支えるソフト(アプリ)は無数にある上、日進月歩で、スピンオフされています。映像は映像ですが、いったいそれがどんな機材で撮られて、どんな編集機材で編集されているのか。それが明かされないというよりも、「それを知る需要がない、もしくは見つからない」のではないでしょうか。
動画、イラストなど視覚表象系のアプリにかんしていうとwatermarkを消すのに課金しなければならないのではなく、wartermarkが明らかにする次元も必ずや訪れるはずです。(2025/11/04)

















































