2017-12-01から1ヶ月間の記事一覧

新・映画ノート 1 ⚫2017・12

■ 以下は2017年12月内にtwitterにおいて散発的に記述したメモの再録である。誤字脱字、その場のノリ、思いつきで書いたもの、も含めてそのままに再録しておく。なお、観賞作品が前後している箇所があるので注意されたい。 ============================== ⚫ …

新・映画ノート 2 ⚫2017・12

■ ⚫河内のオッサンの唄。続きあれこれ思うがフレーム内平均15人くらいのシーンがやたらに多く、しかも派手目のアクションが必ず起こる、そこでカット割りだが、これが卒なくされている。何が言いたいかというとフレーム内2,3人はまだ繋ぎやすいし、一方200人…

新・映画ノート 3 ⚫2017・12

■ ⚫ ベタな日本映画をテキトーに見直す会 みたいになっているが、砂の器。これ新聞に連載されたのが1960-61で映画化が1974。この間のブランク13年がまずミステリー。最初の企画の立ち上げはいつだったのだろう。シナリオは橋本忍(99歳で存命)に加えて山田洋…

日本語使用人が、ある長いと思われる単語を短くしたがることの本意についてのメモとして

■ ⚫検索語においては名詞(もっとも精製された記号)が支配的であり、ゆえに、それが続くかぎり、あらかじめ確保された述語界の圧倒的なさらなる量化(反精製)が計られる。この述語空間はフロイトの言うesに対応しつづけ、永遠に到達できない、その到達できなさ…

にもかかわらず、眼差されなかったもの

⚫ まなざされたまなざしそれ自体はすでにしてゴミであります。(まなざしが〈そちら〉へ向けられているにもかかわらず〈そこ〉へ到達できなかったまなざしそれ自体はゴミであります)。まなざされたまなざしではないなにか、それは視線の着地を促しています。…

新・映画ノート について

⚫ まなざしは、網膜的な行為の結果生まれるものですが、待っているまなざしのゴミとしての視線の蓄積から再出発することもできます。 写真に飛びつくということがあり、それが活動的、あなたが写真家という活動的な狩猟家であるかぎり、写真は活動写真、つま…