2006-05-01から1ヶ月間の記事一覧

サンシャイン60

まで行った 先日の日記でも触れた 刑場があったところだ 60階のビルに隣接している東池袋中央公園の中に ひっそりと石碑が建てられている 石碑を眺めていたところに たまたま声をかけてきた老輩の方と話していると 2、3のことが分かった 刑場の正式名称…

JAPANについての覚書 その2

この文章は短いobsessionの集まりで 順序をもたない組み合わせで書いている ことの信憑性は保証しない * かつて ニホンジンの頭の中には 大脳、小脳、そして天皇がある と、ブラックジョークを言った知人がいた 国家というものを考える場合、 世界…

いずれにしても

映画は1895年にできたということになっている 今は2006年だから111年ということになる 111年とは人の(長めの)一生くらいなのだろう 111年の映画史の中で見るべき映画は少ない 111年生きながらえた人の中で思い出されるいくつかの記憶 …

土浦まで

イバラギ県はレンコンの産地なのは知っていたが常磐線から見える球形のガスタンクにもレンコン君みたいなマンガ絵がデカデカとかかれていたのには少しびっくりした。バスのボディペイントにせよ、「子供受け」や「わかりやすさ」を狙っているのは頷けるが、…

目の前に

やや距離をとった二人連れが歩いていた。やや距離をおいて、ぼくはその後方を歩いていた。ある瞬間、女の手が男の腕をつかみ、すすっと道の脇に身を移し、ぼくを通りやすくしてくれた。しかしよくよく想いなおしてみると、女は背後にいるぼくの存在に気づい…

JAPANについての覚書 その1

2001年の夏のことだったろうか、何人かで旅行をした。行き先は鳥取県か島根県の北方にある小さな島だった。その地に郷里を持つ知人の両親(か親戚)は村の村長さん(か村の名士?)かなにかで、そこに宿泊させてもらったのだった。そして、ぼくが驚いた…

ファミリーレストランはとてもうるさかった。

雨で湿度があがり、音ヌケが多少悪くなっているはずなのだが、人々のとめどない話し声、子供のわめき声、厨房から聞こえる食器がガチガチ接触する音が空間に反響しあい、その無数に交差している音を気にすればするほど、その場から逃げ出したくなる。音の逃…

うつす

昔、ある人におそわった魚の生身を使ったマリネを作った。ボウルに食材や調味料を入れて、かきまぜるだけの簡単なもの。これでおいしくなったと思える地点まであれこれと調味料の加減を調整した。そして冷蔵庫に入れて保存しておくために別のうつわにうつし…

音楽の反方法論序説

かつて「inter communication」に連載されていた高橋悠治の「音楽の反方法論序説」のファイルが青空文庫にアップされている。ぼくの記憶が正しければ、このテキストは本には印刷しないという筆者の告知が誌上にでていたが、連載後しばらくしてフロッピーディ…

可能涼介と歩く

2009年に行われるという前衛人形浄瑠璃芝居(?)の打ち合わせで上京中の可能涼介から電話。可能もぼくも1969年の関西生まれだが、一般的な意味で「気のあう同世代」というわけではない。「実は、フリッパーズ・ギター・・好きだったんだ・・・」系の…

新しさ、古さ

言いたいことはさっさと言ってしまおう。 ●「新しさ」とは目にみえるものでありながら目に見えるものではない。新しい商品が出たからといってそれを使いこなすことができない人と当の商品が対峙したとき、その商品はすでに新しさを奪われている(のではない…

要するに

今日は一日中酒を呑んでいた。なぜならにくたらしー!ほどのよい天気やったから。井の頭公園でスタッフたちと漫才ノリの会話をしながら、企画を練り直し、頭をリフレッシュさせ、光合成に挑んだ。周囲は超バラバラに楽しんでいる。ギターは弾かれるし、手品…

要するに

今日は、冷蔵庫の奥に冷やしていた紙粘土を3袋取り出して、こねこねしていた。何か自分が面白がれる形をつくろうと躍起になっていたのだが、万有引力に逆らおうとする形をつくろうとするあまり、しまいにイライラしてきた。イライラすると失敗するのはわか…