2014-03-01から1ヶ月間の記事一覧
○ 低音部<レ♯ソ♯ラ> 高音部<レレ♯ラ♯> で六音同時に弾くと とんでもない不協和音が出るが、 分散上昇和音で弾くと それはそれは美しいのだった。 コードネームがわからないが、 今日のお気に入り。 ○
写真のクロソフスキー本(当時の定価は500円、函入り)とは関係ないが、円地文子、倉橋由美子、野上弥生子、樋口一葉、あたりはちゃんと読んでおいてもいいなあ、と思うのだった。 ○
○ 作曲家のモンポウ、映画監督のデュラスと通過して、<切り詰められた表現のあり方>に思いをめぐらす。他を圧倒させるのではなく、静かにみちびくこと。 ○
○ しばらくギターとピアノをずっと弾いていた。いくつかメモを。ギターは弦の響きをそのまま外に放つので、これは自然音に近い。ピアノも弦楽器だが、弦を箱の中に閉じ込めているので、響きはいったん内包されている。だがグランドピアノであれば、天板(専…
■ デュラス 『トラック』 戦後日本の前衛芸術の牙城ともいえる草月ホール。1960年代、ここで草月流の活花作家、あるいは前衛活花作家の勅使河原蒼風を筆頭に、あるいは彼のパトロネージのもとで音楽、演劇、映画、美術などをクロスさせたステージングが…
○ 夕方、卒業式なのか、羽織はかまを着た女学生を見かけて、うちのめいっ子が、春から大学生になることを思い出した。推薦で合格したと晩秋ごろに聞いていて、それを忘れていた。愛知のなんちゃら大学で、どういう学部学科なのか、芸術教育とかそういうこと…
○ フェデリコ・モンポウが69歳のときに作ったギターの曲を聴いていて、 はあ・・・・・おぼれそう・・・・。 ○
○ 撮影者はショットする。が、これは間違っている。ショットは英語学的にはシュートの過去形であり、なので、撮影者がカメラを回しているときはシュートの進行形、シューティングとなる。アイム、シューティング。アメリカ人は言う。女をくどいてるときも。…
○ 映画監督、鴨田好史さんの逝去を今になって知った。かもさん、かもさんと呼ばれていて、ロマンポルノの巨匠神代辰巳監督の助監督をやってはった方なので、すごい人かと思いきや、とんでもなく気さくな人だった。そして「脚本を書いてくれないか」、と一度…
○ あれこれ、いろんなことをおもい、そして歯がちょっといたい。睡眠の「睡」という字が気になったりしていたが、「眠り」は漢字的、中国的?には垂直的なこととして捉えられたのだろうか。目へんに「垂」。視覚−垂直−眠り。 見すぎ→見るの疲れた→目をつむる…
○ 元旦あたりにジェットコースターに乗ったり、自動回転の空中ブランコに乗って遊んでいたが、いったいぜんたいあれはなんだったのだろう、と、ここ数日たまに思ったりもするのだが、それは回想とはいえない。 誘われるのは、うれしいというよりも、あまりな…
○ 道元(1200〜1253)の『正法眼蔵』(1231〜1253)って、タイトルだけみると映画理論っぽいなあ。・・・<眼蔵>っていうのは、視覚-記憶的ストックで、いわばアーカイヴィケーションされた<脳−イマージュ>みたいなもの。<正法>はまさしく <law j…
○ ■ ローラン・プティ 『若者と死』 DVDで鑑賞。相手の体に触れているのか、いないのか、触れているのだろう、いや、いないだろう、どっちだろうか、どう観ても触れている、いや、いないかもしれない・・・という瞬間が随所にある。バレエとは突端の芸術…
● グラフィックに対するデザインという概念。前者は三次元グリッドあるいは単純なデカルト座標に基づいた表象のもとで、図像をやりくりすれば成立するだろう。一方のデザインとはもっと意味深長である。デザインはその語の通りDE−SIGN、つまり、サイン…