2021-01-01から1年間の記事一覧

「すてきな他人2」

mm8er MOVIES vol.4 メトロノーム2部作の後編「すてきな他人2」の上映を終えた 高円寺4thのスクリーンも新調で画像解像度が前よりもよくなったと錯覚 撮ったのは1995年、ー26歳〜結婚前でいちばんチャラい時期なのではないか、と 当時同志社大学の学生だった…

演劇ノート 「十字架を背負った男」 in easy motion

当演劇の主演、伊藤武雄に誘われて先日の11月6日は南池袋、box in box theater シアターグリーンにて観劇。当日の街の様子はパンデミックも薄らいでようやく活気を取り戻したか、陽気な雑踏感にあふれていたと思われた。そんななか「イエス・キリスト」の自伝…

8mm短編上映+LIVE ▪mm8er MOVIES vol.4▪

高円寺4thでの8mm上映はこれでいったん終了となるでしょう。たんなるノスタルジアではないフィルム=物質の結晶が放つ「場所の芳香」をぜひ体感してください。 ▪mm8er MOVIES vol.4▪ 野上亨介 8mm自選作品集 ムラカミロキ 8mm自選作品集 ムラカミロキ LIVE 野…

memo

音楽聴取について 普段よく音楽を聴く方→どんな音楽か? → 主旋律のあるポップス、ロック、ロマン派の標題音楽、主旋律の曖昧なジャズ、旋律を無視した即興曲、など色々 歌詞従属的な楽曲構成がいまだに支配的だが、だんだんと減衰しているように思える 聴き…

読書ノート16 『戦争と万博』 椹木野衣

前回の岡本太郎『神秘日本』をより多角的に捉えるための書物とも言える。この書においては、70年大阪万博の目玉と言える「太陽の塔」の制作主体である岡本太郎がたんなる前衛美術家に吸収される作家ではなくむしろ当時の前衛グループと結果的に対立してしま…

読書ノート15 『神秘日本』 岡本太郎 

先日「太陽の塔」(2018)というドキュメンタリーを見て、あらためて太陽の塔および岡本太郎につていて考え直してみようという気になった。その前に観賞直後Twitterで呟いたことをまずは再録しておく。 ① ドキュメンタリ「太陽の塔」7割くらい観。太郎スローガ…

読書ノート14 『ルポ 京アニを燃やした男』日野百草

『ルポ 京アニを燃やした男』 日野百草 (以下Twitterより転載) 『ルポ 京アニを燃やした男』(2019.11.30初版)一気に読了。事件が同年7月18日なのだから、4ヶ月ちょいでこの書を上梓したことになる。北関東〜京都という犯行ルートを自身の足でトレースしつつ…

読書ノート13 『遊動論』柄谷行人

↓以下、Twitterより転載。 地味に読書。(初版で買って途中放棄していた)柄谷による柳田国男論だが、「情報量それ自体は昔から人の数だけあって、ネットやSNSの存在がそれを明らかにしただけである。」という、この書となんの関係もないことが降ってきて謎。NAM…

遠回りの帰省 2021 その9

朝起き抜けにホドロフスキーの「リアリティのダンス」を少々見るが、いまいち乗れず、途中まで。やっぱり「サンタ•サングレ」までがいいんじゃないかな?という思い込み。けど「デューン」は早めに見たいね。さっさと朝食べるも、また母とダラダラと取り止め…

遠回りの帰省 2021 その8

今日は台風直撃日? お墓参りのため京都霊園まで。強雨というより暴風雨が吹いていましたが、霊園に着くとお供えの花を購入し、傘をさして徒歩で5分位ある墓所に向かいました。雨の中、石を掃除しているのも変でしたが、草を引っこ抜き、手を合わせて帰りま…

遠回りの帰省 2021 その7

今回の帰省目的の一つは特別養護老人ホームに入所した認知症の父と面会することでした。ちょうど10分くらいだったか。ホームの職員さんの付き添いのもとで、コロナ対策のため、ガラス越しの面会です。細かいことはともかく、老いを超えてしまった人間の行く…

遠回りの帰省 2021 その6

例よって例の如くの、同窓会飲み。15時に四条河原町のたつみ現地集合。飲酒喫煙OKの素晴らしい店。ツッチーとアイカ。 ファエ オレ、ファエ ツッチー、アイカ アイカ アイカ。映画シャイニングのTシャツ。大阪のデザイナーさんが作ってるらしいす。 オレ、一…

遠回りの帰省 2021 その5

ネカフェを出て駅まで。片町から金沢の中心のデパート街を抜け、つらつらと。途中この怪しげな商店街に足向けました。魚屋さんメインで匂いがすごかった。年季の入った商店街。 台風一過。 金沢市を走るバス。 ↑昨晩観た映画。主演の母役の女優がとても良か…

遠回りの帰省 2021 その4

新潟から金沢まで向かいます。次回は佐渡島に行こう。 ナントカ特急に乗る。 駅員さんが書いてくれたメモ。 とにかくこのあたり(越中北陸)は新幹線が通っていないので 特急乗り継ぎになります。特に新潟→富山→石川を走っているのはJRではなくI Rです。 私…

遠回りの帰省 2021 その3

シャワー浴びてから再び外へ。 音楽はサブスクで聴き始めてから、ほんまにこういうお店行かなくなった。 店自体も減ってるとは思うけど。 再び駅前。好きなタイプ?のバスロータリー。 ここ駅ビルの中にある。100パー日本酒好きでは有名なところです。 かん…

遠回りの帰省 2021 その2

海方面へ歩いていると新潟市美術館が現れました。 何やってんのかな?と調べたところ、興味のないアニメ関連のものでした。 こういう小さな坂道登り切ると…おおっ!海かっ!という期待… 着きました。 パーキングにはけっこう駐車。視界には人ゼロ。 ちょっと…

遠回りの帰省 2021 その1

毎度のお盆の京都帰省です。 去年は神奈川県の小田原に寄って帰省したのですが 今回はわざと遠回りして北方に寄ることにし、 池袋から深夜バスに乗って新潟まで行きました。 池袋に着くとまずは夕食。 私は愛煙家愛酒家なのでどうしてもお酒が出て喫煙可能な…

「聖怠慢学院」

オリンピックが始まり 感染者数が急増する中で 3回目の8㎜フィルムイベントを終えた たいした宣伝もしていなかったので 誰も来ないだろうと踏んでいたが 想定以上に足を運んでくれた方がいて 感謝したい 上映したのは 主に1993年の冬に撮影して 1994年の7月…

8mm映画上映+LIVE ◼️mm8er MOVIES vol.3 ◼️ 高円寺4th◼️

◼️ 2021/7/29 (木) 17:30 open 18:00 start @高円寺4th floor ◼️ 野上亨介 自選作品集 ムラカミ•ロキ 自選作品集 ヤナガワ 発掘秘蔵フィルム(home movie) (↑いずれも8mmフィルムでの上映) ●ムラカミ•ロキ LIVE(accoustic guitar solo) ●山澤輝人 LIVE…

(メタファー→)「暖簾に腕押し」的状況に抵抗する「腕に暖簾押し」的世界観について

暖簾とは柔性表面である。腕とは剛性物である。

ロダン「考える人」について考える、または「思考像の像」の無効性について

脅迫観念としての「食」と享楽としての「食」

twitterよりの転載(2021年5,6月あたり)

夜中の甲州街道で警察に尋問されるが、終わったあと水圧で遊ぶオモチャ(↓参考、でもに中はスパンコールが入っていた)をあげるとプレゼントされこんなんいらんわ。と断ったら急に離れたところで花火大会が始まるも音と火薬の匂いがしないので偽花火大会か?と…

帰属性、アイデンティティ、中心を求めるブタども!

音楽提供サブスクリプションの天国と地獄

先月はなにげに70年代演歌と70年代DISCOもんを良く聞いた。人の作ったプレイリストをサブスクで垂れ流していただけど、聴き方がカオスなので全体的に音楽情報以上のノイズとなってくる。フェティッシュもへったくれもない固有名の奪われたある種残酷な場所。…

Asia is one.two.three.four..〜2021年に考える岡倉天心の倒錯と可能性

キャッシュレス決済によるキャッシュへのフェティシズムの終焉とレシートの存在論

2人のミュージシャンの死

2021年に書く〈 サムルノリ 〉覚書

美術ノート 25 フランシス・ベーコン バリー・ジュールコレクション 松濤美術館