自転車小旅行記 3

 

 

 

6月12から13にかけて自転車一泊旅行に行った。いつものARAYAのディアゴナール。(前フェンダーが両端から避けてきている箇所があり、やや心配だが大丈夫だろう。駅前のチャリ屋で空気入れてから出発。フレンチバルブなので空気入れは自分でやるの面倒なのだ。)今回はモンベルのサイドバッグをフロントキャリアに取り付け。前回同様マット(使っているのはサーマレスト社のリッジレストというやつ)は持っていかず、ブランケットで代用する。まず自宅の世田谷から環七まででて一気に南下する。いつも思うが世田谷区はわりと面積広く「まだここか?」とよく思う。昼ごろトーストサンドを食べていらい何も口にしてなかったので「まいばすけっと」で14巻入りの寿司を購入してバス停のベンチに座りちゃっちゃと食べる。天候も悪くはなく、前回みたいな強風日ではない。

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70分ほどで着いた。はっきりした目的地を設定していたわけではなかったが、前回行った大井埠頭あたりにしようと考えていた。到着した公園は平和の森公園といい平和島公園とは一応ちがう場所にある。(Twitterでは平和島公園と記してしまった)。公園に設置してある地図看板であれこれを確認していると、門の閉鎖が22時ということだ。30分L字型の木製ベンチに座って待っていた。立地としては大井埠頭の海沿い巨大倉庫街と住宅街に挟まれたところで、地図を見れば細長い形になっていた。

 

 

テントを張る準備だけする 。クロノスドーム2というテントは見た目よりもけっこう重く感じられ、前室(というか玄関口)のある形や色は気に入っているのだが、若干重い。また2人用としては狭く感じられ、天井が低い。(前使っていたクロスター&ドラゴン社のテントの方が遥かに快適だった。)今回のニューギアはUNIFRAME社のウィンドスクリーンでバーナーの風よけ用に使う遮蔽プレートだ。Amazonで1200円くらい。あとは前回とほぼ同じものか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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自転車小旅行記



 






 

 

✳︎

 

 

 

 

5月2日から3日にまたいで、1泊の自転車小旅行に出かけた。今年は人並みにゴールデンウィークの休暇があり、できれば2泊したかったが体力尽きて1泊にしておいた。行き先は海方面。目的地はなし。Googleマップなどの地図は参照せず、路ばたにある地図看板と国土交通省が設置している青看板のみを頼りに進んだ。出発したのは2日の20時。深夜走行になる。自宅は世田谷の粕谷になるので、海方面、ということはだいたい環七を下って目黒方面へ行けばとりあえず無駄なく行けるだろう。

 


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(昼間のメンテ時にCATEYEのテールランプをつけた。その他旅用のサドルに取り替え、ハンドルの調整、オイル注入、ブレーキシューがかなり減ってるので確認)

 

 


急に思い立ってのことで、2日の昼間に汚れたランドナーを掃除している(フェンダー磨きにマジックリンを使ったがそれなりにピカピカになった)うちに遠出したくなったのだ。できればキャンプ道具を積んでいきたい。それに3年前あたり新調したテント(mont-bellのクロノス•ドーム2型)は1回使用したきりでそれ以来、袋から取り出していない。目新しいギア類は購入していないものの、テントの張り方を忘れてしまってはどうもいかん💢ので、とるもとりあえず強行した。

 

 

 


東急世田谷線の松原あたりを通過し、環七に出たところに普段お目にかからない神社が出現した。石碑には代田八幡宮と彫ってある。急な階段があり、登っていく人がちらほら。近道になっているのだろうか。ここでまず小休憩を取った。この先の道順が検討つかないので目黒という看板がでてきたらその方向へ向かうことだけに注意した。いつしか国道246線に出て駒沢、池尻あたりを通過。山手通りにぶつかったので右折したらほどなく中目黒についた。走行が爽快である。コロナ禍において人通りもなく車両も少ない。ランドナーの各所にオイルを注入したのが効いたか。荷物もある程度乗せて重くした方がスピードの「伸び」が出るのだ。(ボーリングの玉の原理)。中目黒、五反田、大崎を通過して、JR大井町駅に到着。喉が渇いたのでコーヒーとチョコと大福をコンビニで購入し、小休憩。饅頭とか羊羹の糖分が走行エネルギーのチャージには向いていると思う。小さいサイズの羊羹はよく買う。コンビニ脇で行き先をを失った若者たちが騒いでいる。ここから海方向は北へ行くか、南に行くかで大きく違ってくる。鎌倉由比ヶ浜三浦半島は数年前の年越し時にキャンプで二泊したので、あえて、品川、江東区方面を目指す。北上。22時頃京急青物横丁駅を通過。この先で大井埠頭の看板が出現したのでハッとしてそちらに吸い込まれるように走行。埠頭という文字は京都にすんでいても見かけることはなく、その言葉はこっちに出てきてから知った。あと「濠」というのも京都にはない。急激に多層化したジャンクションが出現し、人通りも車両もほぼ0の地帯に突入した。長々しい陸橋をわたると、「よその土地≒異界」感が見事に到来した。あたりには巨大な倉庫と思われるコンテナ状のものしかなく、雰囲気もかなり茫漠、閑散としていた。(←こういうのは嫌いではなく大好きなイマージュでもある。好き嫌いで云えば)。

 




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(代田八幡宮)

 


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(東急中目黒駅)


「すべては寄り道だ。目的地を持たなければ、ついに迷うことはない。」これは格言か。人生には近道も遠回りもない。どこかに到着することもなく、その都度の方向だけがある。そこには移動の過程と一時的な停泊があるだけ。(つづく)

 

 


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(大崎あたり)


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(大崎あたり)

 

 

 

 

 

夜の大井埠頭はすばらしい光景だった。今回の小旅行は此処がすべてだったと言ってよい。どうしてこのような光景に惹かれるのか?はっきりとした理由を明確にしたことはないが、子供の頃反復してよく見た「石油油田の夢」に関係づけてみると、わかってくるのかもしれない。手元のスマートフォンの写真のデータで確認してみると、青物横丁駅前を通過したのが、22:03、長いジャンクション上の陸橋を渡って、埠頭敷地に入ったのが22:16なので青物横丁駅から10分ちょいで行けることになる。要するにすぐ近くは庶民的な住宅街なのだがそれを完全に分断するようにいくつもの道路が立体交差する場所がありそこを一望できるような位置に歩行者及び自転車通路があるため、「異界性」が顕著に訪れる、という感覚を催すのだろう。そして車両も歩行者もほぼ絶無のため、道路がかなり広く見える。道路の広さに関してひとつ想起しておくべきことがあるが、その広さが意味しているのは緊急事態(有事)に関係がある。その時、緊急発着する飛行機(軍用機)や戦車、または人員、大型トレーラーでしか運搬できないような物資の輸送がその道の潜在的利用価値としてあらかじめ設定されている、ということだ。これは府中駅前の大道路が第二次大戦後のGHQの指示指導のもとで巨大に作られている、(有事には戦車が通れるように作られている)という実際の資料から察している。記憶は曖昧だが、大井埠頭倉庫群エリアを30分ほどかけてグルリと一周したように思う。実際に稼働していた倉庫もあったため、なんとなく長居するところではない、と判断して切り上げた。幻想的な体験だった。また訪れたいと思う。

 

 


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(大井埠頭へ向かう陸橋)

 


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(埠頭敷地内、いちおうバスも通っているみたい)(営業中ファミリーマートが1件だけあった。)



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(カラフルすぎるコンテナ郡)

 

 

 


続けて寝床を探しにゆくが、ここからが難行した。湾岸道路の標識が多く出現し、湾岸道路を走っていることは理解できるのだがどの位置にでてくるのかがわからない。なんども首都高の入り口が出現し、それを見逃したときなどは途中で引き返す事態もあった。それでも走行しているとやっとのことで高層マンションらしきものが近づいてきた。運河おに挟まれていて、絶景といえば絶景なのだが、位置の不明というのはかなりこちらを不安にさせる。(ということは位置がわかっていて意識が不明というのはまだ安全なのだ)。気温も下がり、かなり疲労してきたので途中でチョコを食べエネルギー補給。品川駅は馴染みがある、というか、新幹線で帰省するとき、上下車するので駅周辺をまったく知らないわけではない。なのでとりあえず品川方面を目指すことにした。普段自分の住んでいる場所から東京を把握しているため、品川も大崎もお台場も浜松町も、「だいたい同じところ」なのだが、いざその地にふみこむと、遠近感が見事に狂ってしまう。惰性で行われる電車移動はそういうリアルな土地勘をまんまと無効化してしまうことがよくわかる。

 


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(アイルの意味がわからん…)

 

 

 

瀟洒なマンション群のライトアップが夜の運河の水面に映える。一気に景色がアーバニックになる。地図看板で確認すると天王洲アイルとある。ということは浜松町から羽田空港に向かうもモノレールが走っているのだ。ここでなんとなく一安心するが、あたりにコンビニひとつない。(都心のコンビニは通り外から確認できずビル地下やビル内敷地にあるケースが多い)。飲食店が閉店し、夕飯をコンビニものですます予定だったので、とりあえず通りにあるコンビニを探しに北上。ずっとハイソサエティカルな地帯を通っていたら急に見覚えのある地帯に来た。そこは品川駅から海方面へ出るところで一度歩いたことのある場所だった。モノレールの線路が上空にまっすぐ伸び、緑地公園がある。なんとなく「ここでいいか」とコンビニで酒と食材を買い、寝床を探しに公園を一通り散策することにした。(つづく)

 

 

 

 

 

twitterよりの転載 (2021.2~)

日本におけるミュージックジャーナリズムにおける女天皇星加ルミ子、水上晴子、東郷かおる子」(すべてミュージック・ライフ編集長)という三大天皇に庇護されたのが特にBeatlesQueenだったのでは?

 

 

寿司食ったためか?手持ちが25円しかない…もう帰ろ

 

 

TVパッとつけたら小松和彦が出ててビックリ。宮田登、赤坂憲夫、山口昌男、そんで網野善彦の影に隠れていた民俗学者だったか。しかし京都紹介してくれる番組あるのいいね。ホームシックに
ならずにすむ。 https://t.co/qaCLCE9HsC

 

 

 

 

Amazon川より届いたコンデンサー(モドキ)マイク。ナレーション録音しよう!と試すが、USB端子なのでライトニング変換せなあかん。が、マイク部に3.5のヘッドフォン端子あるのでそこからOUTでミキサーかMTRにIN接続可能か? https://t.co/P3FUVLROxA

 

 

 

コレは昨夜の。デ・クーニングっぽい?絵描きのLIVE配信とか見たく思うがあるのかな https://t.co/ADQVduQCNh

 

 

 

本屋で「日本‐思想」なんかのコーナーぶらついていると、【柄谷行人】はやっぱりあるんだけど、なぜか探究1,2、隠喩としての建築、内省と遡行、がない本屋が多過ぎる。小林秀雄丸山真男吉本隆明→柄谷という文芸寄りの系譜処理みたいなのがあって、そろそろそういうのやめないか?という気もする。

 

 

 

 

現金払いでコンビニ(セブン)買い物したら感熱紙レシートに「菊地成孔」の文字。なぜか、めちゃ新鮮なんやけど。 https://t.co/pd3gq8fOeE

 

 

 

マイケル・シェンカーよりルドルフ・シェンカー(マイケルの兄貴scorpions)の方が曲イイな…と中1の時思ってたが、ミュージック・ライフ(現在は廃刊)の正月号に必ずついてたポスター(カレンダー)を思い出してThin lizzyを聴きなおすという…はあ〜。はあ?

https://t.co/EZ5NIHYbG6

 

 

 

え!加藤幹郎さん死んじゃったのか!しかも去年か…。1993年頃か、朝日シネマのロビーでばったり。ベンゲットでやったラス・メイヤーの上映企画めちゃ褒められた記憶。氏のイメージ・フォーラムの懸賞論文も読んだな。内容覚えてないけど。合掌!天国!

 

 

 

 

Russ Mayer の映画 YouTubeにごっそりあるので思わず垂れ流し。ハーシェル・ゴードンルイスなど(昔VHSで3本くらいでていた)このあたりの低予算非ハリウッド映画の画角(とくに引きの画面)はニューシネマよりも丁寧に撮られているような気がする。

 

 

 

 

こないだ到着したマイクだが、USBで電源とるもので、そのままonにしても鳴らない(増幅しない)。どことなく難点だが、まーいいか。テキトーに発声してヘッドフォンで聴きながら地声(自声)を楽しむ。楽しむつもりはなかったけど楽しいのだコレが。エコー機能だけ内蔵していて、それは可もなく不可もなく

 

 

 

 

そういや、こないだ東京の私鉄の踏み切りのカンカン音(専門的になんというのか知らん)でもっとも憂鬱なのは(正確に言うと憂鬱なこもり方をしているのは)西武だと思う。という話をした。

 

 

 

本日3/3リリース!のaikoの「どうしたって伝えられないから」…CD買おかなと調べたらタッカ〜、サブスクでええわ。ざっと聞いたけど11曲目Lastが良かった、というか1stアルバムの1曲目をホーフツとさせた。 https://t.co/Kgo7TGfyfk

 

 

 

ひさヴィサにギター弾く。数年前なんとなく通販AmazonでEPIPHONEのエレアコノリで買って1回スミスのコピーのLIVE(でもないか)ノリでやって以来触ってなかった。今春はPIANO弾く気にはあまりならなさそう。なんつーかやっぱりドラムかベースの音バックに鳴らしたいよなー。

 

 

 

 

わずか15分くらい仮眠してたら濃密な夢を。広めの映写室で香港映画の試写の映写をしていて、関係者の一人と音声の返し(モニター)のアンプのモジュールの話をえんえんと。とたんにソフマップ新宿西店の1階レジ脇で変換ケーブルを探しているシーン。もう閉店ですからと店員に追い出された。

 

 

 

 

朝っぱらから、なんでブレッソンの映画にはロングショットが無いのか?の思いめぐらし(フルショットはある)。昨日見たムシェットでも丘から横転するシーンとか、フツー別アングルで2カットくらい入れるよな。ま監督の勝手なんだけどね。 https://t.co/CZr98M63NY

 

 

 

 

昨晩21:00〜約1時間?は香村かをりさん出演のラジオ番組(YouTubeの)nagune radio。土曜晩の電波(しかもサ店で)が混んでる時間帯だったのか?途中で切れまくり…。さきほど再生しなおし。続きもあるみたいなので楽しみです。

 

 

 

 

 

 

twitterよりの転載 (2021.2~)

永遠の寄り道だけがあり、目的地はない。

 

 

Amazonでツナは告白する、ではなく妻は告白する。増村作では陸軍中野学校と並んでBESTシナリオ。筋運びが凝っているもわかりやすい。相変わらず若尾文子は美しいが、ラスト近くの情念ずぶ濡れ文子やはり印象に残る。おそらくKIOSKで売っているような三文小説(すぐ読めてそれなりに面白い)が原作だろう

 

 

前住んでた調布市の有料ゴミ袋(わりと高い)が先日の掃除時にあれよあれまと出てきたので調布住まいの方にあげたら、チョコもらった。

 

 

真面目に生きた者だけが真面目に死ぬ。というセリフだかフレーズが出てきたが、そういうことを言いたがる者はだいたいいい加減でテキトーな人物だという気もする。

 

 

 

香村かおりさんのサムルノリについての論文をPDFで送ってもらう。これ年表だけでもかなり貴重だと思うわ。

 

 

 

ここ半月くらいかディラン・トマス(詩人)を読まなきゃにゃ〜。という強制幻想が続き、詩集求めに新宿ブックファーストまで。1冊だけあるやつが妙に古ぼけたもので買う気になれず…代わりでもないが、あーーーむかしハマってたやつ新訳出てたのでコレ。。暖かいので外呑み中。ヴィトゲンシュタインhttps://t.co/pp3WRG772l

 

 

色々と予算も尽きているがAmazonでUSB接続のマイク購入。机にくっつける「くの字」のアーム型のもので届く前から気に入っている。あとは8chくらいのポータブルのミキサーが欲しい。

 

 

 

何回聴いても思うがモーッツァルトのクラリネット協奏曲ってクラリネットが入った途端つまらなくなるな。トッピングし過ぎた、という感じか。

 

 

 

手伝い仕事(商用?)で3時起き。先程終了。近未来的なイメージ欲しいというので閑散とした環八から巨大な塔をPanasonicの業務用でシュート。モデルは故三浦春馬と若い頃のイギーポップの中間的顔?まあまあかっこよかった。しかしコレどこで流れるのでしょうか。ちょい露出が甘かったような気もするが

 

 

 

 

 

ニコラス・フンボルト&ワーナー・ペンゼル(スイス人2人組)のstep across the border 、amazon にあるかなと検索したが…あるわけないやろ!1993年あたりかルネサンス・ホールで1回だけ見た。フレッド・フリス中心のドキュメンタリーだが、イヴァ・ビトゥバ、須山公美子、林英哲なども出演してたな。

 

 

そういや昨晩テレビつけたら「ヘアスプレー」。ミュージカルじゃなくて映画の方。ジョン・ウォーターズってこんな律儀な「action‐image」の繋ぎやってたっけ?色彩がうるさく、クドイの気になる…それはそうと高校の時ビブレホールで「ピンクフラミンゴ」見た朧げな記憶も蘇る…。どうして百貫デブが?

 

 

 

そういや一昔前は蛍光灯下での撮影は明滅同期でシャッタースピード1/60にせなあかんかったけどLEDが多くなってきたのでautoでもいけるようになってきた。

 

 

 

スポーツをはじめ、あらゆる一切の「勝ち負け」に興味はないが、フランツ・ファノンの著作を自身のTwitterでリコメンドしている23歳の女性(大阪なおみ)には敬意を払いたい。端的にすばらしい。

 

 

 

 

 

Prime ⤻videoで「ボヘミアン・ラプソディ」。フレディ役よりもブライアン・メイ役の方が気に入った。クイーンはキンクスの影響下でロックオペラやってたとしか思えないのでクイーンの過大評価がキンクスの過小評価につながっているという私見キンクスのプリザベーション1,2聴いてた方が有意義かも。

 

 

 

わかる、というか思うが、ビートルズグレン・グールドブライアン・ウィルソンの共通点として「コンサートやらずにスタジオ作業だけ」という内閉化があるが、ステイ・ホーム・スタジオ、からの配信とダブらせて考えて見てもいいかも。と、書いたとたんそんなめんどくさいこと考えたくもねえ!!

 

■ The Beatles■ 再考察

 

 

国内のマンチェスターブームはだいたい90s半ばだったと思うが、ヒッピームーブメントの縮小版というより、中期ビートルズのもっさい解釈の域を出なかった。ストロベリー・フィールズのブレイクビーツ版(みんなキモイほど喜んで踊っていた)とか、たんに嫌いでしたワ。

 

 

初期のビートルズ、あらためて聴きなおしてるが面白い。プリーズ・プリーズ・ミーなんかぜんぶサビでできたような曲で1963年にしてはかなり斬新だったように思える。

 

 

変な喩えだけど、ロック史における「カリガリ博士」的な役割を果たした THE KINKSの1stが1964年というのもかなり驚異的な話で、1964はBEATLES FOR SALE のリリース年。ここでビートルズ初期が終わっているがここまでの楽曲分析てあんまりなされていないように思える。

 

 

 

これはポールの発案なのかな、、She loves you とか cant by me love とか露骨にサビを冒頭に持ってきて、のっけから観客を喜ばせる方法(「掴み」が上手い)だし、前奏がある曲もかなり短めに抑えてある。

 

 

国内のビートルズ需要は何回もピーク
過ぎているがジョンがヨーコにたぶらかされた時代が全体の45%はあると思うな。今後「ヨーコ・レスの時代」と「ヨーコ微妙の時代」と「ヨーコ・ズブズブの時代」と3分割して捉えると面白いんじゃないかな。さしあたりヨーコの個展にジョンが最初に出向いた日付を…

 

 

この曲で初めてオノ・ヨーコ存在を知った。小5か小6の時に(はじめての)LPのアビーロード買って聴いたがヨーコの声は入ってなかった。で、ホワイトアルバムのこの曲が初ヨーコ声聴取だと思う。レノン・ヨーコのダブル・ファンタジー発売も小5か。1980。https://t.co/MdaCSYJffW

 

 

(Twitterより転載)

 

 

 

 

TV■ミャンマーの緊迫 +

 

 

 

NHK ミャンマーの緊迫 を見る。1時間みただけではしっかり理解はできとらんが。続けてABEMA TVのミャンマー特番40分。緊急事態に民間のネットが遮断され、SNSが完全無効になるという事態。本当に必要な時にそうなっちゃうのか。いろいろ含めて国連の自作自演なのでは?と勘ぐってしまうところもある。

 

 

 

こないだのミャンマーに関する特番だが、サブタイトルは「デジタル・レジスタンス」で、都市に散在する監視カメラの録画映像をいくつも精査して「撃たれた少女」(Erverything will be OK.のtシャツ着ている)の「撃たれ方」「倒れ方」を解読していた。映像即エヴィデンスの次元。

 

 

(Twitterより転載)

 

 

21:00からドラマ。照明設計がダメ。画面内不要な情報多すぎ。かつベタついている上に、色温度の混在でクローズアップ見せるの、かなり不快。つーか、主演の女がブス過ぎ。馴染みない専門用語も多くリアリティの欠片も無い。知人が端役で出ていると聞き見たが、ついにわからず。。月9はこんなもんか?

 

(Twitterより転載)

 

 

 

■mm8er MOVIES 2 終了■

■「mm8er MOVIES 2」■

■2021/3/24■

■@Yellow Vision

 

 

昨晩イベント終了ののち、心身疲労で倒壊…。季節の変わり目の弱り目に祟り目。ほんと内蔵弱ってまして…

8mm上映、ライブ、対談とよどみなくすっきり進行したが、さいご「質問ありますか?」とフったらすごい出っ腹のおっさんがいろいろと「根源的なこと」を聞いてきて、こちらが返答するのを待たずに畳みかけるように語り倒すのでリミッターを入れる。「すまない、続きはまた次回のイベントで」と切断して終了となった。その人と帰りの電車でいっしょになったがめずらしく現代詩にかなり詳しい人で「朝吹亮二岡井隆稲川方人松浦寿輝などなど」の固有名詞が散乱していたのは覚えている。

まあしかし今回の上映フィルム(「すてきな他人」1995)は富岡多恵子の詩からタイトル着想、パウル・ツェランの詩を朗読、とポエティック要素はたしかにありすぎます。全体的には高橋悠治の文体を映像化したかったんだけど。

懐かしい顔や新鮮な顔もあり楽しい上映イベントだった。ギャラくれた(笑)小林さん、ミュージシャンら、そしてお客さんに多謝!又!

 

(Facebook より転載)

 


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今回は↑「すてきな他人」1995を上映しました。

 

■出演

土屋誠司(ツッチー)

安福尚美

野上亨介

■アシスタント(カメラなど)

西原多朱

■上映履歴

1995 京都朝日シネマ2

20?? アテネ・フランセ文化センター

などなど

 

 

■■8mm film 上映+LIVE■mm8erMOVIES 2■■




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■mm8er MOVIES 2 ■■8mm film+LIVE■■

■2021/3/24(wed) 

■Yellow Vision 

 Web→http://www.yellowvision.jp/

■18:00〜21:00

↓8mm作品上映(18:20〜)

⚫野上亨介  8mm自選作品集(35分)

⚫ムラカミ・ロキ8mm自選作品集(35分)

⚫音楽演奏(20:00〜)

芹田和明(ヴァイオリン)+山澤輝人(フルート) 

ムラカミ・ロキ(?)

⚫小対談(野上、ムラカミ)


charge ¥2000(1drink込み)

 

 


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GEINOU SAEKIGUMI 芸能佐伯組 LIVE映像上映

 

 

昨夜2月27日は高円寺4th。2020年の芸能佐伯組、Aural Fit のLIVE映像(いちおう拙作)の上映。3本で90分ちょいあり「長いな〜」と苦痛覚悟だったがわりとアッという間に。

あらためて気づくが、演奏中ワンカメラでどこまで複数視点でshootできる?かという方法意識はあるが、カメラが動くとマイクも動くので(内蔵マイクなので)ずっと微妙に音むらがある感じだ。とくに打ち物系のキック&アタックの音の浮き沈みがどうしようもなく。しかしまあ、いい意味でのアマチュアリズムでやっているのでこれはこれでいいのかと。。

つづけて山澤輝人のSAX,FLUTE。は、なぜか芹田和明の生ヴァイオリンの飛び入りでDUO状態を織り交ぜながらのSOLO。マイクのリヴァーブがあくまでも控えめに使われていたのは英断にしてシブい👍

しかし16時会場入りは早い。
写真1枚も撮ってない!

 

(Facebookより転載)

 


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新・映画ノート 「野獣たちのバラード」(ありふれたファシズム)

最近観た映画より。3月17日。

やっぱり観てよかった。渋谷の@シネマ・ヴェーラでミハイル・ロンム「野獣たちのバラード」(原題は「ありふれたファシズム」)。ヒトラーナチス第三帝国ものの映画は数多くあり、けっこうな数を観てきたが、ずいぶん久しぶり。なぜバラード??それでタイトルだけ知っていてずっと気になっていたのはどうしてか? 。膨大なフッテージの編集映像に宇野重吉によるオフのナレーションが終始かぶさって、あまりにも単調といえば単調、かつ故意にシニカルなので表層的な印象すらもった。が、2時間あっという間で、それは律儀に断章化されていてリズミックに展開していたからか。動→静→動→静のコントラスト(静はスチール写真)ですすむ。……ヴィスコンティの「地獄に落ちた勇者ども」では主要に描かれていた大資本鉄鋼会社クルップ(ようはナチスのスポンサー)のドキュメントをもう少し見たかった。……日本初映が正確にいつなのか判然としないが共産党系の組織的な上映活動などもあったのではないか?と。などなど感想いえばキリない。道玄坂の外飲みの若者小集団らが妙に健全に見える。

 

(Facebookより転載)

 

■追記■

本映画の原版、YouTubeにアップロードされていましたが「共有」の項目が出てこず。「Ordinary Facsism」で検索すれば出てきます。なぜか1時間ちょいのバージョンですが。

新・映画ノート 「少女ムシェット」

最近観た映画より。

 

3月13日。「少女ムシェット」@下高井戸シネマブレッソンは見ておいた方がいいので、阿佐ヶ谷でのLIVE行きを断念。スマン!。…映画は地味すぎて照明も(映画の内容に応じて)徹底的に貧しく、いちばんのハイライトが(光源強いのが)日本語字幕の白抜き…といってもいいほど。内容も決定的なシーンなく印象薄いがブレッソンの映画は繰り返し観ないと良さがなかなかわからんなと思う 。初期をのぞいて職業俳優を一切使わないのが特徴だが20代に見た「抵抗」と「スリ」はその徹底した反ー演劇くささを達成したギスギスしたミニマリズム(とにかく劇中音楽が皆無なのが特徴)において印象に残っている。「ムシェット」はやっぱり主演の女の子(シャルロット・ゲンズブールの不貞腐れ感を想起した人もおおいんじゃないかと)がすんごくいい。まだまだ上映されていない作品もあるのでまとめて上映してほしいな。…ヌーヴェルヴァーグの祖系でもあるブレッソンだがゴダールの作った予告編がYouTubeにあった。が、これはトリュフォーが作るべきだったのではないか、と。

 

(Facebookより転載)

 

朝っぱらから、なんでブレッソンの映画にはロングショットが無いのか?の思いめぐらし(フルショットはある)。昨日見たムシェットでも丘から横転するシーンとか、フツー別アングルで2カットくらい入れるよな。ま監督の勝手なんだけどね。 

 

 

(Twitterより転載)

3/4

怒りはどこへ向いているのか?と気にすることなく、怒っている。それが怒りである。

突如「カチン」とくることがあり、怒りに着火され爆発する。怒ることはキレることでありキレる原因に怒りがある。

キレることには快楽が伴い、キレたが最後だ。言い回しや表現でたしなめる、という作法は無効になっており

言葉-概念-意味の回路共有ではもはやどうにもならなくなったときにキレるのである。

キレるとはすなわち外部の経験であり、中空に放たれた一点である。

その時、キレの残響を聞き取る耳をもつものだけが怒りの原因を探ることができる。

どうしてお前はキレたのか?それが快楽の一経験だとしても何があってキレたのか?

 

いちばんダメなのは怒りを内側に溜め込んでいる者だろう。(人間的な苦悩は突如発見され飼い慣らされていることに気づく)。

ニーチェではないがそれは「品性」を悪くする。「品性」を大事にするあまりに「品性」を悪くしてしまうのだ。

黙っている下品さ(SNSの覗き見ばっかりしてんじゃねーよ!)と

闊達に表現し、ときにキレる朗らかさ(残酷な晴れやかさ)。

現代人の様相ふたつ。