調布市は第二次大戦中、戦争都市だった(軍都と呼ばれていた)し、今もなお、調布飛行場は都内事故のための緊急の離着陸場になっている。調布市はB29墜落時にアメリカ軍が地中に残していった不発弾の処理に約800万かけた(『RED RED RIVER 2』2008 にて処理現場の撮影をした)が、この撤去作業のために調布市民は間接的税金を払うという愚行を通過せねばならなった。戦争マニアの中山さんによると、実のところアメリカにも日本が落とした不発弾があるが、アメリカ側が日本の不発弾撤去の費用を負担できないのと同様、日本がアメリカのそれに費用を負担できない、ということらしい。いずれにせよ。あほらしい。使い道のないものを最初から作るな、と、言いたくもなる。





■経済フローの非対称性。歴史的/経済的垂直軸。経済もまた亡霊/現霊である。生きた貨幣。生ける貨幣。死んだ貨幣。よみがえりつつある貨幣。