首都高へ!







今日はドライヴ。シナリオ・ハンティング(というか設計図ハンティング)がてらでもある。14:00に待ち合わせ。仙川でレモンイエローのレンタカーを借りてゴー、コンビニで軽く腹につめ、高井戸から首都高へアップ・ロード。9歳の年下のS君が持参してきたCDはくるりの『さよならストレンジャー』とラモーンズの1st『ロケット・トゥ・ロシア』。ぼくが持参したのはモーツァルトの『レクイエム』とミカドの『ミカド』。もちろんノン・アルコール、ノン・リスロン。そしてノー・ミューッジク・ノー・ドライヴ。(ノー・ライフではない!)小雨も気にせず、ヴォリュームをフルにして窓も全開。しかしなにを差し置いてもこの手の快楽にはかなわない。「ひゃ〜☆」という感じだ。浜崎橋JCTで首都高からダウン・ロードし、湾岸線の方へ。ほぼ2時間毎に運転を交代。音・風・海・そして速度。まるでターナーティナ・ターナーじゃないよ。画家のターナー。)だ。わけのわからない開放感に比例して脳が圧縮するよう。ラモーンズもミカドもモーツァルトもすでに聞き飽きているので、くるりをリピートしてもらう。京都市伏見区、桃山城(それにしても城のフモトにあった遊園地はつぶれたのですってね!)の近くに六地蔵というところがあるのだが、六地蔵で好きな女の子に振られてそれが忘れられなくてずいぶん困るという歌があった。今となっては笑い話だが、ぼくの通っていた桃山高校時代にもフツーに好きな女の子がいて、その子が六地蔵に住んでいて、ある日電話で喫茶店に呼び出して花束渡して、結局ふられて痛い目にあったということを思い出した。くるりの歌詞があまりにもそのままなので、いきなり渋柿を口に突っ込まれたような気がしたのだった。あわわ。