制作記 6





■ スタジオで4時間、ギターのアキノブと練習。まず全15曲の譜面を渡し、目を通してもらう。ピアノ(私)がためしに何回か弾きながら、ギターの音色、フレージング、インターヴァルなど、を決めてゆくという作業。譜面とおりにやればいいものの、かなり逸脱してしまう。それは音楽家の欲望以外の何物でもないだろう。女がいるのに浮気してしまう。そういうこととよく似ているような気がする。だいたいギターの奏法はアルペジオストロークか、カッティングかに還元できる。でも今回ライトハンド奏法も取り入れてやります。(5月24日)


■ 上映する中篇映画(60分くらい)『こちら、あちら、その他』のナレーション部分の作成のため書く作業をすすめる。どこで書くか?が問題になり、自室にこもって、というスタイル(というか惰性)は避けることになった。個性も特徴もない場所に行き、そこで書きたいということになり、そこで書いていたが、通行人がちらほらこちらを見はじめたので、それが気に障って、別の没個性な場所に移動した。ナレーター(アマチュア声優)はできたら手書きものものを送って欲しいらしいが、それはそれでOKです。手書き、なぜでしょう?あと、今日からトップページ(このブログの表紙?)を「SOUL FORMATION 2」の宣伝仕様にした。ワニヴァージョンですが、いずれ別のものに変えるかもしれない。(5月25日)