タックス・マン






■という歌詞からはじまるキンクスの『サニー・アフタヌーン』を聞く。いつ聞いても名曲。例年のように、無意識に夏の到来を先取りしたがっている。まっすぐ歩こうとしても、もつれる足。やたらな喉の乾き。ぬるい水。悪魔的な光と影のコントラスト。





■西おぎくぼで頭のネジをはずしながら、離散的なトピックを散弾銃のようにしゃべりたおし、意味不明の笑いに溺れる。でも、10分に2分くらいは生産的な話をする。10年来つきあいのある女性に「オレってどうなん?」みたいな質問をしたら一言「KINKY」と言われた。「KINKY」ってKINKSの「KINK」の形容詞だったら「ひねくれてる」ということになる。もうひとり、会うのが二回目の関西人の男性には「KITCH」って言われた。他人には他人の想像力があり、視点があり、捉え方がある。それはこちらからは見えない。