制作メモ


昨年より放置状態にあった短編の音響設計。さっさと仕上げたいのだが、ずるずる停滞していた。フレーズ単位ではバロック期の音楽が好ましい。アルビノーニやバッハ、ヴィバルディーがフラットに分解しやすいだろうか。とくにバッハの異なるフレーズを二重にして聞くと面白い効果が出る。カンタータ『キリストよ 死の虜になられても』と『ロ短調ミサ曲』。これはバッハのフレーズであると明瞭に分かるが、しかしバッハのフレーズではないとも明瞭に言える。