2006-01-29から1日間の記事一覧

ロバート・クロネンバーグの『動く家』

「家」の客体性は「住む」という客観性に連続している。連続性を支えているひとつは住所という記号である。住所、または住民基本台帳に帰属性をもつそれ――家は、その内側に住まうヒトを即時的に固定化する。「ホームレス」と名指されるヒトもまた、大なり小…