新天皇即位のニュースの裏側では、南米北端の国、ベネズエラのカラカスで大統領打倒のクーデターが起こっていた。ベネズエラの惨状について知る者も多いと思うが、2018年の時点で、国民の一割、つまり10人に1人がコロンビアなどの近隣諸国へと移民として向かう。途中で死ぬものも多いと聞く。表向きは社会主義のこの国では、大統領の汚職や失政からハイパーインフレーションの事態が起きそれが長引くこととなった。ついに紙幣になんの価値もなくなるという事態が起き、まさに国民は金が落ちていても見向きもしないのだ。石油埋蔵量が世界一のこの国で、なぜこんなにひどい事態が続かなければならないのか。そこで民衆蜂起へと国民が向かった。ちなみにもっとも主要な債権国は中国である。このニュースを受けて「第4映画#6」は制作された。