MOVIE MEMO MACHINE 15

アマプラで『監禁惑星アメーバ』。アメーバという語に弱い。なぜか?その理由ははっきりとしない。主演の川上奈々美は存在感がある。こういう反時代的な顔こそ映画が好むものだ。と勝手に思う。脚本は面白くないが、キャストの演技に助けられている。最後の方画調の粒子が荒くなり、16ミリフィルムのように変化するのだが、なんで?その意図も分からず。SF作だが、あまりSFとは思えないのはアメーバの造形や撮影方法が途中からかなり大雑把になってきて、B級に開き直っているからか。前半はセリフ内に「ヌルヌルの物体」という語が頻発するにもかかわらず、後半のアメーバは「赤いゴミ袋」ほどにスカスカな感じになっている。その差が大きすぎるのでかえって気になる。f:id:imagon:20220830021745j:imagef:id:imagon:20220830021748j:image