■■Live Memo 1■ タイコとラッパ

 

 

タイコとラッパ  

山澤輝人、山田邦喜、時岡秀雄、香村かをり、鈴木放屁、佐伯武昇 

@阿佐ヶ谷天 

 

Facebookよりの転載↓↓↓

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ジャズ(バースト)シティ阿佐ヶ谷の一画のスピードスターら。too drunkでもはやあんまり覚えてないけど暑い時はさらに熱く!といった夜でした。/// 山沢テル君が19の時に京都今出川どん底ハウスで演ったの見て以来実に30年経過。借りてたCD やレコード音源は別れた嫁が保管してると思う…(笑)

#阿佐ヶ谷天 #山沢輝人 #香村かをり
#2020年8月28日

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2020-8-28

 

18:00ごろ阿佐ヶ谷駅に到着。来たのは3年ぶりくらいか?ライブ会場となっている天の場所確認して、夕飯へ。駅前これだけゴミゴミしていると静かなところへどうしても外れてしまう。JRのガード下に沿って歩くとジャストな感じのおでんや(米久)があったので入店。ここで90分ほど貸し切り状態で過ごす。マスターのおじいちゃんといろいろ話してたが、話題のひとつに「クーラーの室外機をなぜ上の方へつけないか?」があった。阿佐ヶ谷駅前は店数が多く、しかも道幅が狭いため、暑さ=室外機という等式が成り立ちやすい。あと、ハンペンは昔は病気の時にしか食べれなかった高級品だった、と仰っていた。白鹿ひさびさに呑んだけど美味しかったなあ醸造だけど。灘の酒。

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時間が来たので天へ向かう。駅から徒歩2分ほどと好立地。地下に潜り、20年以上振りにテル君と再会。うおー久しぶりー。長髪に赤いヘアバンド、黒のタンクトップから筋骨隆々の腕。小さめの十字架の墨が入れてある。下は鳶職人が履いているようなニッカポッカにバンカラ風の下駄履き。テル君はいろんな意味でファッションにはそれなりの拘りがあったがそれを再確認。手前は凡庸な黒ティーシャツにブルーの短パン。黒霧島のロックを頼み、一口。「お前が東京に来るとは思わなかった。東京なんて一生アンチやと思ってたわ!」「アハハ、そう?」みたいな会話をし、まあいろいろあるんやけど女やろなあと邪推しつつも、そのうち本番が始まる。

 

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一発目は山澤輝人(テナーサックス)+山田邦喜(ドラムス)。むかしはアルトサックスを吹いてたような気がしないでもないが、うーん、わからん。てる君の出す音は昔から思っているが、重厚でかつ丸みを帯びているような気がする。厚みと丸みがその音を覆っていて、しかし、それらがエッジレスか?と言うとそうでもなく、エッジがちゃんと立っている。今回LIVEに立ち会うのは通算10回目くらいだろうか?(今思い出したが、彼が貸してくれたアルバート・アイラーのアルバム「マイネイム・イズ・アルバート・アイラー」に入っている「サマータイム」(ジャズのスタンダード))の音がどうもダブって聴こえる時代があった)

(つづく)

 

今は9月8日、21:45。つづきを書こうと思うが、酔っている。むしろ、その、雷、暴風、都市ノイズなど、自然音の大音響は人為的ではなく、そこにはやはり芸術的営為はない、ということだ。サックスの、ドラムスの、チャンゴの、多彩な金属音の、サウンドは大音響ではあれ、自然音がもたらす「崇高」にはなり得ない。もちろん、その「崇高への抵抗」としての大音響をどう聴くかということが聴取ということなのだろう。

 

テナーサキソフォン↓↓↓山澤輝人

f:id:imagon:20200908215621j:imagef:id:imagon:20200908215735j:image↑↑↑チャンゴ奏者 香村かをり