書くことは役に立つだろうか

 

 

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と、疑いながらキーを叩いている

ブルートゥースiPadとkeyboardを繋いでいるが

キーボードのサイズが小さ過ぎてブラインドタッチができない

五本の指で打つのではなく人さし指だけで打つほうが

正確かつ早い

 

書きたいことはなく、しかしこうやって打ち続けているとそのうち頭のどこかが刺激を受けて

書きたいことが到来するのではないだろうか

と思いながらキーを打つ

 

ノートパソコンが主流になってから

キーのストロークがだんだんと短くなってきて

タブレットともなるとついにストロークがゼロになった

鉛筆やペンの筆圧は幼少期の頃に体が覚えたが

ワードプロセッサが登場して

特別な訓練なく キーを叩き文章を作れるようになり

それに

プリントアウトするまでの手続きはシンプルだった

心地よい軽快さというものがあって

そういうことが時代と呼応していたと

いうこともできるだろう

 

ストロークが短いことへの不満はあまり意識的に捉えていないばかりか

結局タブレットスマートフォンの表面を指でなぞらえながら

書いたつもりになっている

それも限界がきていて

ワープロ時代のサイズに近いBluetooth keyboardも発売されているが

どうも使う気になれない

 

人工知能SiriやGoogleアシスタントが普及して

音声中心性に移行してきたとも思えるが

また

YouTuberで本当にこの人は話がうまいな、という人もいるが

早口でまくしたてる話し方は

TVの視聴率原理主義と同じだろう

こういうことが、また日常生活にも

影響をあたえ 循環している

いったい何がスマートになったのだろうか

 

と今日はここまで

 

 

 

 

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