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日中は誰とも会わず、対人発話量が激減し、独言が急増し、それにともなう凝視時間(対象距離の平均値約10メートル)が膨大に増え、ノン・イベンタリーな視線の不毛感に耐えつつ、「フレームとは何か??虚構とは何か?」という過去4世紀にわたるもっとも深遠な問いをブリブリにブリ返しながらも、急遽、ゴキっと関節がはずれたように飛び出す意味不明の企画『一日で100日分の歯を磨く会』が脳内で催される。バブル妄想が暴走するとそれに圧し殺されそうになる。一番の恐怖は妄想だ。(女亡き想い、それが妄想。・・・これひょっとしたらフェミニスト文部科学省にクレームいれてるかもしれませんな、今、気づいたけど。「未亡人」とか同じように。・・・・そういう意味では妄想ではありません。たんなる想像ですか。)


「おいおい、歯磨きのフタあかないぞ!!・・・(中略)で、どうすればいいのか?ここはペンチの出番か?」「それは誰かのいたずらで、ノガミン(わたしはたまにノガミンと呼ばれている・・・・昔はノガチンだったんだが)のことが嫌いだからノガミンが寝ている間、アロンアルファを塗りたくって、フタを開けれないようにしたんだよ〜!!くっくっく。」「あほか!!底をハサミでちょんぎれば、歯磨きは出てくるよ〜い!」と、どーーーでもいい会話(笑)をVAIOにパンチ&プリザベートして、「これ、主婦もんのソープオペラにするとマジでいけるかも、当たるかも・・くっく。」の状態だった。(こういう意味不明会話集が1100くらい入っているCDROM2005〜2010年版もあります。売ろうかな?欲しい??)で、夕食はちょっとフンパツして巨大とんかつ定食1600円。、もうこれ出てきた時、衣のついた湯たんぽかと思いました(笑)。・・・これでけーや!これうめ〜や!で、ジャスミン焼酎、「まつりか」をロックで2杯。ちょっと飲み合わせ悪いけど。(狛江市の店)。帰りはドトール喜多見店ですっかり忘れていたラジカル勉強会「IMAGON STUDIES」の次回分の要項をまとめる。斜め前で薄紫色に髪を染めたおばさんがピースライトを吸っている。軽い平和か・・眩暈がする。ミクロマンになってバイオレットフィズの中に入りたい、とは思わない。プッハ〜。以上。