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おめでとう!
と、、隣に住んでいた可能涼介が結婚した。


しかし、まあ、私はずいぶん前から婚約話は直接聞いていて、この広々した一軒屋をギチガチにリフォームした桐朋学園(音大)の大学寮にも、彼女さんと一緒に遊びに来てくれたようだ。「おう、ノガミよお、せっかく彼女さん連れてきたのによお、お前部屋にいなかったよな。」(ちなみに兵庫生まれの可能は普段まったく関西弁を話さない。柄谷行人の物まねをする時だけ話す。マジで。)その直後あたりか、久々に近所の店に飲みに行って、驚くことにすっかり常連と化していた可能は店員さんとか山城むつみさんの奥さんとか、なんだかよくわからない若者たちと親交を深めていたのだ。



そこで見たのが、たしか「週間読書人」で彼女さんと可能との対談写真。「ほれ、これが証拠だ。」といわんばかりに紙面を広げる可能。なるほど。なんとなく意気投合ぶり。見出し部ゴチックを囲んでいるのが珍しく紫インクっていうのもマリアージュ・サインっぽい。



そんなわけで可能が後にしたトナリ部屋は開いていて、今は空気整調のためか、大家さんが扉を開けっ放しにしている状態で、私の撮影スタジオ代わりにもなっている。(こないだちょっとしたルームパーティーをやったが、その部屋にさっそく目をつけた女性がやや住みたがっている模様。微笑。)僕は、まあ出る予定はない。独身主義を貫くほどのガチではないが、かといって「そろそろ再婚かあ〜。はあ〜。」という浮かれ調子でもない。まあしかし、トナリに住んだ人は小説家と結婚できるかもしれないっすよ。なーんて。




ちなみに山田詠美さんの新作「ジェントルマン」は、なかなか面白そう。初のゲイ小説換骨奪胎作と謳われているが・・・そんなこと関係なく面白そう。
つつじが丘St前の「書原」で安井さん(安井豊作さん)の『シネ砦、炎上す』とともに、すっごいひっさびさに新刊小説を買ったけど、自作の「リンダ逆上」(小説のつもりで書いているわけではない)に熱中→沸騰しすぎてどちらもまだ読んでいない。「リンダ」は、いや〜、この話おもろいわ〜ってな超自己満調子で、ぜんぜんOK。でも、こういうの映画化したいよなあ。1、5倍にして返すので、誰か10億くらい投資してほしい。で、全的想像力を酷使しすぎて、副交感神経と交感神経のバランスが崩れ、眼精疲労と深酒による不眠症に侵され、慢性の顔面チック(左眼窩部のヒクヒクね)が長引いていて、とうとう今日精神科に行ってきた。歯医者にも行った。これもリンダが逆上したせいだ(笑)。あ〜やばいやばい。

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そうかそうか。たしか、オパール店主と可能と三人でゼロ番地歩いたよな〜。
可能はちょっとビビってたけど。(笑)。

可能君、山田さんお幸せに!!!
なんか神代辰巳の映画見たくなってきたわ。