戦争機械 PART Ⅱ

imagon2006-04-28














現在、長編と短編を作ろうと平行線的に動いているのだが、外的な偶然が働いて小さな映画がやや大きくなろうとしている。厳密に言うと知り合って18年になる京都出身のちょっと素敵な女性が、フランスに本部をもつ「agnis,b enterprise」(通称アニエス・ベー)と日本のアパレル業界のエージェントを取り持つ仕事をしていて、これからつくろうとしている小さな映画の話に耳を傾けてくれた。いろいろとアドヴァイスをもらった。よい兆候だ。(蛇足になるが「agnis,bと映画」と言えば、ぼくにとってはゴダール氏の『右側に気をつけろ』(1987)以外のものではない)そして、短編は「樫村晴香アルチュセール」というモティベーションからその企画が始まっているのだが、クランク・インは5月半ばから入ることに決めた。上映は11月から断続的に主要都市をまわるべく組織は動いてゆくだろう。




あと、長編に関しても驚くべき展開があった。これについてもいくつか記しておくべきことがあるが、時間がない。


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近代の始まり/終わりに「絶対的に現代的でなければいけない」とランボーは唄った。そして「何はともあれ、新しい時というのは、難しいものだ」、とも唄った(『地獄の季節』)。