遠回りの帰省 2021 その2

f:id:imagon:20210826143406j:image

海方面へ歩いていると新潟市美術館が現れました。

何やってんのかな?と調べたところ、興味のないアニメ関連のものでした。
f:id:imagon:20210826143349j:image

こういう小さな坂道登り切ると…おおっ!海かっ!という期待…
f:id:imagon:20210826143345j:image

着きました。

パーキングにはけっこう駐車。視界には人ゼロ。

ちょっと離れたところに海水浴場があるのかな??
f:id:imagon:20210826143401j:image

酒入れてからボーッとする。

f:id:imagon:20210826143352j:image

穏やかなりし日本海

f:id:imagon:20210826143915j:image

デイパックに入れてある敷物を取り出して、裸足になって、音楽かけてしばし入眠。。
f:id:imagon:20210826143357j:image

地図上この辺りですね。

f:id:imagon:20210826144344j:image

海沿いには2時間くらい居たのかな。とりあえずまた市内の方に向かいます。

f:id:imagon:20210826144348j:image

行きしなに発見した坂口安吾の記念館です。寄ります。

ここの近所に安吾は生まれています。

f:id:imagon:20210826144340j:image

一階は居間?中学生が数人いて、先生らしき人が講釈を垂れていました。

縁側からは日本庭園、たいそう立派な松の木が見えます。
f:id:imagon:20210826144337j:image

玄関すぐに貼り付けてあったポスター。

チラシに掲載してあったキャッチボールをしている安吾の写真も素晴らしいものでしたが、

あれ?行方不明です。

2階の展示の方が面白かったのですが、ここは写真撮影禁止。

いろんな意味で安吾は薬物中毒者だったと確信できた展示でした。

その辺りが神話化されていないのは、当時は合法だったからですね。

折口信夫然り…

f:id:imagon:20210826144333j:image

ふるさとは語ることなし。いい言葉ですね。

故郷喪失者の詩情……

(この碑文は海沿いにあるらしいです)

 

しかし、去年寄った小田原の小田原文学館でも

たまたま坂口安吾の展示をやっていたのを思い出すが。。

あの時は安吾の生原稿が展示してあった。。

 

f:id:imagon:20210826151622j:image

また市内に戻ります。
f:id:imagon:20210826151637j:image

帽子屋さん
f:id:imagon:20210826151640j:image

なにが気になって撮ったのかわからない写真
f:id:imagon:20210826151648j:image

商店街がけっこうあり、その中の一つ。全部は回れませんでしたが。
f:id:imagon:20210826151613j:image

こういう無人の冷凍餃子販売所がちらほら。

東京では見かけないけど、新たな商売手法としてはいいと思いました。

ドカベン野球狂の詩のキャラの銅像がかなりの数ありました。
f:id:imagon:20210826151617j:image

ちょっと商店街の脇に入るとミニ風俗街。

なんとなく去年行った宇都宮と雰囲気が似ています。

f:id:imagon:20210826151625j:image

こういう古風なゾーンも。
f:id:imagon:20210826151629j:image

長い……
f:id:imagon:20210826151644j:image

黄色い…

ひょっとしたらコレ食べてから商店街回っていたのかもしれない。(忘れた)

YouTubeの動画を参考に選んだ店。新潟のソウルフードらしいす。

クミン香ゼロの変わった味のカレーで不味くはありませんでした。


f:id:imagon:20210826151633j:image

宿は駅前のアパホテルがいっぱいで入れず。

ビジホ探す気力なく、ネカフェです。
f:id:imagon:20210826151609j:image

マウスコンピューター初めて見た。。

数年前、一瞬買いかけたけどやめたやつ。

シャワー浴びて、ちょっと横になって、晩御飯ですね、、、、

(つづく)

 

 

遠回りの帰省 2021 その1

f:id:imagon:20210821232050j:image

毎度のお盆の京都帰省です。

去年は神奈川県の小田原に寄って帰省したのですが

今回はわざと遠回りして北方に寄ることにし、

池袋から深夜バスに乗って新潟まで行きました。

 

池袋に着くとまずは夕食。

私は愛煙家愛酒家なのでどうしてもお酒が出て喫煙可能な店を

選ぶことになります。というわけでよくある居酒屋。

若者がすごく多く元気いっぱいでした。

 

店を出てサンシャイン60のバスロータリーまで。(なんか面白い名前の通りを歩いたけど忘れました)。

バスは晩11時出発で朝5時着。3回サービスエリアに寄りました。

割とすぐに着いたので驚きました。

用事もなく、そして予定も作っていない(だいたい予定入れるのは好きではない)新潟行きで、しかし

長らく見ていない日本海だけは見ておこうと思ったので

海の方向へと歩きました。

f:id:imagon:20210821232100j:imagef:id:imagon:20210821232109j:image

見るからにヤバイ絵面…

f:id:imagon:20210821232043j:image

池袋駅構内、警官立ってる

f:id:imagon:20210821232130j:image

サービスエリア

f:id:imagon:20210821232146j:image

新潟駅

 

新潟は以前三条のあたりに来て一泊したことはあるのですが、新潟市ははじめてです。

まだ朝なので人影まばら。

すごい遅いスピードであれこれ観察しながら歩いていました。

途中でちょっと変わった感じの五叉路が出現し、そこはパワースポットのような気がしました。

 

 

f:id:imagon:20210822014502j:imagef:id:imagon:20210822014515j:image

こういうアイドルのメンバー募集のポスターは東京では見かけません。

f:id:imagon:20210822014526j:image

f:id:imagon:20210822014544j:image

京都でCOSMIXというバンドをやっている友人と会うので

後で画像送ろうと思い撮っておきました。こちらはCOZMIXですが。↓

f:id:imagon:20210822014555j:image

新潟市を東西に貫通している川、それは信濃川です。

f:id:imagon:20210822014603j:image

海まで超トロトロ歩行で1時間半くらい?

 

 

(その2へ)

 

 

 

「聖怠慢学院」

オリンピックが始まり

感染者数が急増する中で

3回目の8㎜フィルムイベントを終えた

たいした宣伝もしていなかったので

誰も来ないだろうと踏んでいたが

想定以上に足を運んでくれた方がいて

感謝したい

上映したのは

主に1993年の冬に撮影して

1994年の7月に上映した

聖怠慢学院 という31分の中編

はじめての8㎜作品で

それ以前はvideoで撮っていたのだから

予算もかなり違い

作るプロセスも違うのだから

それまでのvideo作品とはやはり違う

 

今回見直して

あれこれ思うが割愛

 

ねじれた時空が出現し

古くは感じないし

新しくも感じない

 

自ら目の前に出現させている、ということだろう

8㎜フィルムイベントは続行するが

年内まで

 

____________________________

 

 

 

「聖怠慢学院」  (1993  8㎜ FUJICROME  31分)

 

出演 臼井彰一(現在BODILで活動中)

   田上久美

   土屋誠ニ

   岡山珠理

 

撮影 西原多朱

 

脚本•演出 野上亨介

 

協力 中野雄二(義足提供)

            龍谷大学映像研究会V .O .B

 

ロケ 京都、滋賀

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

(当時愛読していた)

バートランドラッセル 『怠惰への讃歌』

マタラッソー、プティフィス『ランボーの生涯』

からの着想として

 

 

 

 

f:id:imagon:20210731130335j:image
f:id:imagon:20210731130343j:image
f:id:imagon:20210731130339j:image
f:id:imagon:20210731130327j:image
f:id:imagon:20210731130331j:image
f:id:imagon:20210731130322j:image

 

 

 

8mm映画上映+LIVE ◼️mm8er MOVIES vol.3 ◼️ 高円寺4th◼️




f:id:imagon:20210722235501j:image


f:id:imagon:20210722235523j:image

 



 

◼️

2021/7/29 (木)

  17:30 open

  18:00 start

  @高円寺4th floor

 

◼️

野上亨介 自選作品集

ムラカミ•ロキ 自選作品集

ヤナガワ 発掘秘蔵フィルム(home movie)

    (↑いずれも8mmフィルムでの上映)

●ムラカミ•ロキ  LIVE(accoustic guitar solo)

●山澤輝人 LIVE (sax or flute solo)

 

 

 

◼️チャージ 2000yen (1drink 含む)

 

 

 


f:id:imagon:20210727125145j:image


f:id:imagon:20210722235658j:image

f:id:imagon:20210722235813j:image

f:id:imagon:20210722235848j:image

 

 

 

◼️使用映写機 Elmo sc-18 panavision

 

twitterよりの転載(2021年5,6月あたり)

 

夜中の甲州街道で警察に尋問されるが、終わったあと水圧で遊ぶオモチャ(↓参考、でもに中はスパンコールが入っていた)をあげるとプレゼントされこんなんいらんわ。と断ったら急に離れたところで花火大会が始まるも音と火薬の匂いがしないので偽花火大会か?という昼寝夢。リアルのヘリ音で起こされた。 https://t.co/h67QpNecds

 

 


f:id:imagon:20210620105702j:image

 

 

人類が全滅しても自然は勝手に生き延びる…という自動律はアレクサンドル・コジェーブの「歴史の完了」の重要なモチーフだったはずだ。

 

 

 

オーウェルのSF「1984」は最初ユーリズミックスの曲という理由でSF映画版「1984」のサントラから入った。初期ユーリズミックス(&プリンス)は死ぬほど死んでも死にきれないほど聞いたが、アニー・レノックスのthe 中性性にかなり触発された。there must be my angelが流行ってなんとなく醒めたけど。

 

 

 

気圧系腹痛でウンコしながら、流れてきたは、トイレットペーパーも喜ぶエエ曲。。と藤圭子のネリカン・ブルース。ネリカンとはなんぞ?ペリカンの間違いでは?と調べたら練馬少年鑑別所の略でネリカン。監獄ロックなみやん。

 

 

ひさびさに高円寺4thへ。15杯くらい呑んだ感覚だが実際は6杯くらいか.。ヘロヘロになって帰宅。ライブも全部良かったです!深海の部屋で観てる映画のサントラのようでした。

 

 

 

AppleでI pad作った人のインタビューこないだたまたま読んだけど、「オレはなんというモノ作っちまったんだ!コレで人類は決定的に堕落するぞ!」という趣旨だった。それはそれでわかるけど気にしないでおこう 。デカダンスなんていうのはオールドファッションだけどね〜!

 

なんとなくipadで「世界時計」というものをボケーと眺めていたが、時刻は違うものの、秒針の動きがまったく同じ。まったく同じだから満場一致の「世界時計」が論理的に成立するのだが、経験としてはそんなの成立するわけがない!微誤差を埋めようとする世界意志? https://t.co/N8ZV8jrQw1

 

 


f:id:imagon:20210618034846j:image

 

 

 

なぜ飴を最後の方で噛んでしまうのか?という問いがありそれは「甘味の表面積を獲得したいから」であり、ここになんらかの達成感がある。歯カケラは飴カケラの、そこに混じっていた。前歯の中が空洞であり欠けやすくなっていたのだ。調べてみると「虫歯」であった。がーーーんん

 

 

 

ミルクの国という飴をなめていたら、急に固くなり、え!?とソレを出してみたら、歯のカケラだった。直径2mmほど前歯の裏側が欠けてしまった。なんでこんなところに?

 

 

 

X(a,b,c,d…)を挟む、ということであり、無限代数性から析出された多層ー味ーレイヤーのサンド実現が味覚を瞬間的豊穣に変えてくれる。挟む順番ー素材隣接性の理論などもひょっとしたらあるのかね。チェスマニアだったデュシャンを想起したりする。おいシャン! https://t.co/nZdHXbHQot

 

 


f:id:imagon:20210618035223j:image

 

みんな容易く「神○○」と言うけど、それらはおしなべて「神は死んだ」(byニーチェ)の表現に連結されていて、神は「超越性」の代補に成り下がり、神が神でなくなったからそう言えるのだ。裏返せば「神=観念」(byスピノザ)がまだ生き延びているからそう言えるのでR。

 

 

「おい君!」と呼びかけられ、おれは振り向いた。そこで、おれはおれになったわけだ。それまではおれがおれであるかなんてどうでもよかった。だから、他者の呼びかけ「おい君!」がおれに先行していたわけだ。おれを所有していたのは「おい君!」と言った君だったわけだ。(byルイ・アルチュセール)

 

 

 

「おれは身長175cmらしいが、おれが身長175cmであることを所有しているのは国家の方であって、おれ自身ではないのだ。」(by ルイ・アルチュセール)。

 

 

SEIYUで買い物してたら「ネリカン・ブルース」の原盤と思わしき曲が。青江三奈。子供の頃から知ってるあのやたら色っぽいおばさんだ。買い物に疲れ駅前広場でストゼロ呑んでたら、ワンサカ人が集まってくる。みんな行くとこないんやなあ。

 

 

 

 

オーギュスト・ロダンは人物の 彫刻を作るとき、足から作った。

 

 

 

姪っ子がインドネシアで仕事するので次の日曜日に成田から発つ、と母から連絡あり、土曜に一緒にお茶でもしようぜ!と誘うが、パンパンスケジュールだそう。まLINEの長文でおじさんぶりを発揮できたからそれで良しとしよう。

 

 

パレスチナのガザ封鎖地区の悲惨な現状のレポート、にひきつづき京都の高級ホテル建設バブルの記事読むと、めまいがするな。どうなってんだかこの現実。

 

 

 

格差とは階級格差。なのでほんとうは、実に、階級格差社会。クラス(階級)があってメンバー(人)がいる。だが、クラスがあまりにもボヤけている。平準化した「見かけ」の世界でメディアが「格差」というたびに

 

 

 

権力は数値化し、数を実定化し、変数を認めない。朝礼は言う。「さあ、背の低い人から前に並んでくださいー。」これは数値化の表現形態のひとつ。表象と連結した「可視化」とともに。

 

 

『西洋の没落』を私ほど胸おどらせて読んだ者はいないだろう。文化が金めっきの籠の中の鳥といったものでしかなかった遠い昔、私がヴェルテルに匹敵するくらいのありとあらゆる悩みを経験してしまったと考えて悲嘆に暮れていたころ、この終末を歌った音楽ほど耳にこころよく響く音楽はほかになかった。

(ヘンリー・ミラーbot より)

 

 

 

トーストサンドとコンソメスープのあと、
野口体操 第1。この曲は日本でもっとも聞かれているピアノ曲に違いない。曲でもないが、完璧な身体内構造理論の具体化にふさわしいコード展開、リズムなのだと感ずる。

 

 

パレスチナ、ガザ自治区の行方が気になったりもするが、日本が友好同盟結んでいないのは、アメリカの抑止によるものだと思う。YouTubeにあがっている旅行動画でもすばらしいものがあり、どんな解説本よりも雄弁だという気がする。 https://t.co/bRdtPToLxS

 

 

勅使河原宏亀井文夫に師事していたのは意外。

 

 

起床〜。ワ、昨日撮ったものはコレだけ 。おれ的には芹田さんを役者にする会でしたわ。フィフティ・ダラー芹田。 https://t.co/OvbZByKwc8


f:id:imagon:20210620094544j:image

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

音楽提供サブスクリプションの天国と地獄

先月はなにげに70年代演歌と70年代DISCOもんを良く聞いた。人の作ったプレイリストをサブスクで垂れ流していただけど、聴き方がカオスなので全体的に音楽情報以上のノイズとなってくる。フェティッシュもへったくれもない固有名の奪われたある種残酷な場所。だいたい60曲聴いたら1曲は発見。