今日から新作長編映画の制作日誌をつけます。
後で読み返して流れを把握できたり それを
スタッフやキャストと共有できるような仕掛けも作っておけば便利かな。
午前中 ロバート・フュースト監督 パメラ・フランクリン主演の 『女子大生・恐怖のサイクリングバカンス』(原題は and soon darkness)。映画とボブカットの親和性はルイーズ・ブルックスの椿姫から確証済みだが、これもボブカット映画の偉大な美的達成だ。首筋から上半身下半身まで至る曲線美。髪の艶の変化。(髪に照明をあてるという演出)。フォトジェニックでありながらもシネマジェニック。フレームは四角。山田五十鈴とパメラ・フランクリンの顔輪郭はフレームへの収まりがとても良い。
あと 音楽で、車のエンジン音が鳴ったあと、それをリズム部に使用した音楽が流れていたかもしれん シーンがあった。
午後からガストでモンタージュの研究。30代頭に考えていたことを思いだしながら。新作長編のとっかかりになる動機づけがまだ浅い。脚本はまだ一文字も書いておらずあらたなモンタージュの可能性を追及したうえでしか書けない。
モンタージュ研究はcity life に反映させよう。