Randonneur from channel zero  #4

🔲







あたたかい光、黄色かオレンジで、少し灰色がまじっててもいい(たぶんまじっていないだろう)が、 暖かい光というものはいいものだ。 波打つ光線、 ウェイヴ、ライト、プリズムのリズム。 そして光はまず曲面だということができる。 光は直線的だと思われているが実はそうではない。 それは写真(光学装置)におけるハレーションの光の粒が証明している。この光の粒々はもちろん嫌いじゃない。付け加えると、 光には曲面がある、というよりも曲面を通過している。なのであらゆるレンズというレンズは曲面加工してあるのだ。きっと、そう。 と 、今そういう事が頭をよぎって思わず書いてしまったが、本当はオランダ産のフリスクというガムともキャンディーともいえない、しかしどちらかといえばキャンディーに近い、そんなフリスクを口に入れていて、冷気が体を刺すばかりなのだ。















🔲

Randonneur from channel zero  #3

🔲










🔲3
モノクロームセットというバンドユニットに〈ルーリング・クラス〉という曲があり、以前ラジオ(残念ながらなんの番組かは忘れた)で、聴いたことがあり、そんなにいい曲だとも思えなかったが、ルーリング・クラスという語だけはなぜか克明に覚えている。覚えているので今思いだし、思い出したついでに書いているまでのことだけどクラスとは階級のことで、そしてルーリングがruleを動名詞化したものとして、規則づける、とか規則化するという意味だとしたら、まさにそういう階級がある、そういう階級をこの曲は方向性としてもっている、ということになる。階級と規則は概念的に相性が良い。良すぎてヤバい。モノクロームセットというバンド名は訳してみると奇妙なもので白黒集合だとすると、なんのことだかピンとこない。と、話をずらす。そういえば今日はたいへん寒い日だったが昼頃に新作のアイデアを口外してしまった。気詰まりな沈黙を避けようと話し出すことは、いい場合もあるし悪い場合もあるし、たいていはいい方に転がるのだが、これからゆっくり時間をかけて暖めるべきアイデアはなるべく懐にしっかりしまっておくほうが良い。 大切に保存して いっこのひび割れも 1g のホコリも避けたいフレッシュなアイデア。ちょっと気詰まりな沈黙を避けたいがために口にするだけで、みるみるうちにアイデアの外皮が剥がれ落ちていく。1回ひねること、つつしみ。















🔲

Randonneur from channel zero  #2










さて、キーボード上のK I O K U の配列は隣りあっているといったが要するにそれらはご近所さんというところだ。よくみたまえ、UとIとOが横に並んでいてKのキーはIの右下にある。こういった単語は別にもあるだろう。たったいまキーボードを眺めていて気づいたが OMIKUJI も隣りあっている。Mが最下部で支えているというスタイルだがOMIKUJI は当たり前に〈おみくじ〉に変換できる。こういった単語はキーの近接性を確保しスピードを予め孕んでいる。すごく打ちやすいのでそれらの単語には短距離走で疾走するような快感がある。とまあ他愛ないことを書いているが、他に書くことがないわけではない。ポタリングから帰宅して、タブレットで1950年代の日本映画を見て、つまらないので消し、なんとなくノートブックを開けたのだ。それにしてもポタリングというのは最高の言葉だ。ポタリングという発音体系がまず軽さを獲得している。軽さ、浮遊感、コロコロと転がる感じ。ここには一切の苦痛がない。僕はポタリングという語をランドナーに乗るようになってから覚えたが、いい出会いだったと思っている。話はつづくが20代の頃はとくにファクシミリという響きが好きだった。最初の3つ〈ファク〉から始まる語なんてのはファクシミリ、ファクター、ファクトリー、ファクト、どれも素晴らしい響きを持っている。これが〈ファック〉になるととたんに苦しくなる。ファックという語はいつも苦し紛れなのだ。だが、小さなツ、つまり〈ッ〉が抜け落ちただけのファクという響き、それもポタとよく似た(よく似ているが決して同じではない)軽さ、そして渋さをも獲得している。こういった単語のよさは主観的な趣味以上のものではないが、なかなか意識にのぼることはないだろう。さて、書きすぎたか。













Randonneur from channel zero ♯1







🔲


それはそうと、ワープロのキーボードを目の前にするとなんとなくキーを叩いてしまうものだ…けど、それはギターをさっと持った時に必ず〈このコード〉を弾いてしまうことと同じだろう。僕は16歳の時からDmというコードを弾くようにしていたが数年前おそらく2010年あたりからはEになった。Eの方がおさえるのが楽だというその点において。(ちなみにピアノを弾く人も同じような手癖があるようだが、包丁を持った時に必ず○○を切る、なんてことはない)。そうそう、ワープロを目の前にして指がキーに触れたがる。モノとはだいたいそういうもので触る目的がなくてもなんとなく触ってしまうものなんだ。そういうわけで僕はこれから何かを書こうとしていることは確かなんだが、何を書きたいのかはあまりはっきりしていない。おっと横道に逸れた。そうそう、この文章は〈それはそうと〉で始まっているが(ほんの10分前あたりにキーをパンチした)実のところノートパソコンの蓋を開け電源を入れ、画面が立ち上がり、テキストファイルを開け電子の白紙が出現したその数秒後、僕は〈きおく〉と入力しそれを〈記憶〉に変換したのだった。なぜ〈きおく〉なのか、その理由ははっきりしている。とにかくKIOKUのキーはすべて隣接していてKIOKUが一個の塊、ゾーンになっているのだ。だから打ちやすいし打つのに時間がかからない。パッと一気に打てる。〈記憶〉という語や意味は嫌いじゃない。好きでもないが、とにかく嫌いじゃない。そして〈記憶〉という語にはどこか独特のカッコよさがある。キラキラと光る銀色がだんだんとドス黒くなってゆく覚悟(どんな覚悟だ?)を抱えている。なんせ億の世界だから数えられるものじゃない。百鬼なんてのは数えられる、万引きも数えられる、だけど記憶はなんせ億だから数えることができない。だから記すのだ。さて、〈それはそうと〉ではじめたこの文章も、だいたい文字が埋まってきた。もう書きはじめてから20分も経っただろうか。









🔲

パニアバッグ装着

ポタリング ディアゴナールで二子玉川まで 高島屋のアネックス ガーデンアイランド内にある Y’sroad環八店で オルトリーブのパニアバッグを購入  その後 川崎の中心部へ向かうも遠すぎるので途中で引き返す 多摩川南側を走り 小田急線 和泉多摩川の橋を渡り つづいて 調布方面へ PARCO調布の 好日山荘で テントマットを見るが適当なものがみあたらず アメリカ産のサーマレストの実物を手にとってみるが 試してみないとわからない 1530帰宅 ディアゴナールの置き場を変更すべきだ
(⬇画像はパニアバッグの起源) 2016 12 18




f:id:imagon:20161218203546j:plain

アマゾン孤立先住民、違法採金者6人を弓矢で射殺(AFP=時事) - Yahoo!ニュース

アマゾン孤立先住民、違法採金者6人を弓矢で射殺(AFP=時事) - Yahoo!ニュース http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161119-00000013-jij_afp-int.view-000

"【驚愕】世界が震えた!女性向け立ちション簡易トイレ「STAND UP」がヤバイ・・・男子が知らない女子トイレの現実 嘘のような本当の話" を YouTube で見る

【驚愕】世界が震えた!女性向け立ちション簡易トイレ「STAND UP」がヤバイ・・・男子が知らない女子トイレの現実 嘘のような本当の話 - YouTube

絵画制作ノート 2

あれもこれも やりたい というのでは ダメだと思うし 別にいいとも思う 

 

そういうことではない  そういうことではないのだ 

 

画材屋 という媒介項があり なにもかも揃っているように見えるけど それらは 芸術を限定的に 捉えやすいように 誂えてある

 

そこは良くも悪くも  豊かな世界へと向かうよう +のオーラを放っているが  先行する クリエーションの 盲目的善 イデー  懐疑の目を向けるのに たやすい 芸術のイデー 

 

多角的アングルの必要